特別号外 【一日一冊】★★★★☆「この国の希望のかたち 新日本文明の可能性」伊勢 雅臣(本のソムリエ)
■■ Japan On the Globe(号外)■■ 国際派日本人養成講座 ■■
【一日一冊】★★★★☆「この国の希望のかたち 新日本文明の可能性」伊勢 雅臣(本のソムリエ)
■転送歓迎■ R03.05.12 ■ 40,136 Copies ■ 7,433,127Views■
無料購読申込・取消: http://blog.jog-net.jp/
__________
(伊勢雅臣)受信者数3万を超える人気書評メルマガ『一日一冊:人生の智恵』で、拙著『この国の希望のかたち 新日本文明の可能性』をご紹介いただきました。
この本で説いた日本の将来像を
「家族や近所付き合いといった心の支えとなる共同体の再構築と、
結婚しやすい社会の創造です」と明快に指摘いただいています。
お陰様で、発売1ヶ月で重版決定、カスタマーレビュー31件(平均値4.4)です。
『この国の希望のかたち 新日本文明の可能性』
http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4907461283/japanontheg01-22/
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この国の希望のかたち 新日本文明の可能性 - 伊勢 雅臣
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1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』6304冊目
★★★★☆「この国の希望のかたち 新日本文明の可能性」
伊勢 雅臣♪
読書普及研究所 本のソムリエ
https://1book.biz/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼本ナビ(6304冊目)
https://1book.biz/2021/04/15/ise-masaomi.html
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「この国の希望のかたち 新日本文明の可能性」
伊勢 雅臣、グッドブックス
【私の評価】★★★★☆(85点)
https://amzn.to/2RBXeFN
【内容と感想】
■グローバル企業の現役経営者である
著者が考える日本の将来は、
グローバルではなく日本的なものです。
明治維新や太平洋戦争敗戦により
日本は急速に欧米化してきましたが、
失った日本的なものの再構築を目指します。
それは家族や近所付き合いといった
心の支えとなる共同体の再構築と、
結婚しやすい社会の創造です。
・現代の若者が明日の収入にも不安を抱き、
結婚もできずに寂しくワンルームマンション
に住み、一人でコンビニ弁当を食べ、
職場では仲間との付き合いも希薄・・・
人々は家族や地域の共同体から
引き離されてしまいました(p28)
■これまでの世界を一つの社会とみなす
グローバル化についても、簡単に
輸出制限が行われる国際情勢を考えれば、
できるだけ日本国内で完結するほうが
望ましいとしています。
特にエネルギーと食料の自給率を
高めておかないと、外国による
輸入制限や経済封鎖に対応が
できなくなってしまうのです。
もちろん経済性も両立させる
必要がありますが、軍事独裁政権など
価値観を共有できない国が存在する
ことも考慮しながら、より安定した
経済構造を作る必要があるのでしょう。
・エネルギー自給率はわずか9.8%・・・
食料自給率はカロリーベースでは40%を
切っています・・価格さえ安ければ、
エネルギーも食料でも輸入に頼れば
良いという、グローバル化の最先端・・・
国内の農林水産業は衰退し、高齢化・・(p42)
■著者の将来イメージは、
日本より人口の少ないドイツです。
一人あたりの生産性を20%上げれば、
将来ドイツと同程度となります。
そのためには効率的に稼ぐことと、
女性の収入を増やすこと。
そして誰もが結婚しやすく
結婚したくなる社会を作ることです。
そのためにも日本的なものを
残しつつ、稼ぐ力を高めることが
大事なのでしょう。
伊勢さん
良い本をありがとうございました。
───────────────
【この本で私が共感した名言】
・マイナンバー制度・・・デジタル庁・・・
泰平の時にはなかなか変革を進められず、
危機に瀕すると一気に走り出す、というのは
明治維新にかけても見られましたが、
我々日本人の国民性のようです(p13)
・古代文明が発祥したチグリス・ユーフラテス川、
ナイル川、インダス川、黄河の流域はいずれも
砂漠化しています・・・古代文明はいずれも
自然との和を持たず、それゆえ持続可能では
なかったのです(p56)
・牛乳を含め、日本人の食生活がパンや
肉などを中心とした欧米流に変わりつつ
あるのが、日本列島の豊かな農地の四分の一も
遊ばせて、食料の六割を海外から輸入して
いる矛盾の原因です・・・
▼続きを読む
https://1book.biz/2021/04/15/ise-masaomi.html
「この国の希望のかたち 新日本文明の可能性」
伊勢 雅臣、グッドブックス
【私の評価】★★★★☆(85点)
https://amzn.to/2RBXeFN
■目次
序章 グレート・リセットの時
第1章 近代物質文明の行き詰まり
第2章 縄文文明が示す持続可能性の原則
第3章 新日本文明における人口と国土のかたち
第4章 新日本文明における農林水産業の再生
第5章 新日本文明が切り拓く未来
■著者紹介
伊勢 雅臣(いせ まさおみ)・・・経営学博士、
「国際派日本人養成講座」編集長。1953年東京生まれ。
東京工業大学社会工学科卒。大手製造企業に就職。
米国カリフォルニア大学バークレー校経営学修士(MBA)、
経営学博士(Ph.D.)を取得。生産技術部長、事業本部長、
常務執行役員などを歴任。2010年よりイタリア現地
法人社長、2014年より米国現地法人社長。ビジネスの
傍ら1997年にメールマガジン「国際派日本人養成講座」
を創刊、以後23年にわたり編集長として発信を続け、
現在の読者4万人。筑波大学・日本語日本文化学類・
非常勤講師。公益社団法人国民文化研究会理事も務める。
------------------------------
<私の評価:人生変える度>
★★★★★(ひざまずいて読むべし)
★★★★☆(素晴らしい本です)
★★★☆☆(読むべき一冊です)
★★☆☆☆(余裕があればぜひ)
★☆☆☆☆(人によっては)
☆☆☆☆☆(こういう本は掲載しません)
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【一日一冊】★★★★☆「この国の希望のかたち 新日本文明の可能性」伊勢 雅臣(本のソムリエ)
■転送歓迎■ R03.05.12 ■ 40,136 Copies ■ 7,433,127Views■
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「家族や近所付き合いといった心の支えとなる共同体の再構築と、
結婚しやすい社会の創造です」と明快に指摘いただいています。
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この国の希望のかたち 新日本文明の可能性 - 伊勢 雅臣
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伊勢 雅臣、グッドブックス
【私の評価】★★★★☆(85点)
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【内容と感想】
■グローバル企業の現役経営者である
著者が考える日本の将来は、
グローバルではなく日本的なものです。
明治維新や太平洋戦争敗戦により
日本は急速に欧米化してきましたが、
失った日本的なものの再構築を目指します。
それは家族や近所付き合いといった
心の支えとなる共同体の再構築と、
結婚しやすい社会の創造です。
・現代の若者が明日の収入にも不安を抱き、
結婚もできずに寂しくワンルームマンション
に住み、一人でコンビニ弁当を食べ、
職場では仲間との付き合いも希薄・・・
人々は家族や地域の共同体から
引き離されてしまいました(p28)
■これまでの世界を一つの社会とみなす
グローバル化についても、簡単に
輸出制限が行われる国際情勢を考えれば、
できるだけ日本国内で完結するほうが
望ましいとしています。
特にエネルギーと食料の自給率を
高めておかないと、外国による
輸入制限や経済封鎖に対応が
できなくなってしまうのです。
もちろん経済性も両立させる
必要がありますが、軍事独裁政権など
価値観を共有できない国が存在する
ことも考慮しながら、より安定した
経済構造を作る必要があるのでしょう。
・エネルギー自給率はわずか9.8%・・・
食料自給率はカロリーベースでは40%を
切っています・・価格さえ安ければ、
エネルギーも食料でも輸入に頼れば
良いという、グローバル化の最先端・・・
国内の農林水産業は衰退し、高齢化・・(p42)
■著者の将来イメージは、
日本より人口の少ないドイツです。
一人あたりの生産性を20%上げれば、
将来ドイツと同程度となります。
そのためには効率的に稼ぐことと、
女性の収入を増やすこと。
そして誰もが結婚しやすく
結婚したくなる社会を作ることです。
そのためにも日本的なものを
残しつつ、稼ぐ力を高めることが
大事なのでしょう。
伊勢さん
良い本をありがとうございました。
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【この本で私が共感した名言】
・マイナンバー制度・・・デジタル庁・・・
泰平の時にはなかなか変革を進められず、
危機に瀕すると一気に走り出す、というのは
明治維新にかけても見られましたが、
我々日本人の国民性のようです(p13)
・古代文明が発祥したチグリス・ユーフラテス川、
ナイル川、インダス川、黄河の流域はいずれも
砂漠化しています・・・古代文明はいずれも
自然との和を持たず、それゆえ持続可能では
なかったのです(p56)
・牛乳を含め、日本人の食生活がパンや
肉などを中心とした欧米流に変わりつつ
あるのが、日本列島の豊かな農地の四分の一も
遊ばせて、食料の六割を海外から輸入して
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■目次
序章 グレート・リセットの時
第1章 近代物質文明の行き詰まり
第2章 縄文文明が示す持続可能性の原則
第3章 新日本文明における人口と国土のかたち
第4章 新日本文明における農林水産業の再生
第5章 新日本文明が切り拓く未来
■著者紹介
伊勢 雅臣(いせ まさおみ)・・・経営学博士、
「国際派日本人養成講座」編集長。1953年東京生まれ。
東京工業大学社会工学科卒。大手製造企業に就職。
米国カリフォルニア大学バークレー校経営学修士(MBA)、
経営学博士(Ph.D.)を取得。生産技術部長、事業本部長、
常務執行役員などを歴任。2010年よりイタリア現地
法人社長、2014年より米国現地法人社長。ビジネスの
傍ら1997年にメールマガジン「国際派日本人養成講座」
を創刊、以後23年にわたり編集長として発信を続け、
現在の読者4万人。筑波大学・日本語日本文化学類・
非常勤講師。公益社団法人国民文化研究会理事も務める。
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<私の評価:人生変える度>
★★★★★(ひざまずいて読むべし)
★★★★☆(素晴らしい本です)
★★★☆☆(読むべき一冊です)
★★☆☆☆(余裕があればぜひ)
★☆☆☆☆(人によっては)
☆☆☆☆☆(こういう本は掲載しません)
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この記事へのコメント
早速、読んでみます。