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zoom RSS 号外 ◆伊勢雅臣『世界が称賛する 日本の経営』を読み解く(国際インテリジェンス機密ファイル)

<<   作成日時 : 2017/05/23 09:09   >>

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(伊勢雅臣) 私が常々、参考にさせていただいているメルマガ書評紙「国際インテリジェンス機密ファイル」で、拙著が紹介されましたので、転載させていただきます。

 読者に興味深いポイントを厳選して抜き出して拙著の言わんとしている所を示していただきました。

伊勢雅臣『世界が称賛する 日本の経営』、育鵬社、H29
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アマゾン「日本論」カテゴリー 1位(3/6-10)

AMAZONカスタマーレビュー 29件/五つ星のうち4.9
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※要旨


・筆者は欧州で4年、アメリカで3年、
日本企業の現地法人社長として企業経営を経験している。


・逆に欧米で仕事をしていると、
欧米企業のほうが、かつての日本的経営の良いところを学んで、
元気を回復しつつある、と感じる。


・近年の多くの日本企業は、
アメリカからやってきた株主資本主義的経営こそ
最新の経営だと思い込み、
かつての三方良しを追求する日本的経営など時代遅れのものとして、
捨て去ってしまったのではないか。


・しかし、人間が成長する存在であることを考えてみれば、
日本的経営の方が経済的パフォーマンスも良く、
人々や社会を幸福にするパワーもはるかに優れていることは、
自明ではないか。


・たとえば、人間はじっくり育てて、創造力、意欲、
チームワーク力を伸ばせば、数倍、数十倍の働きができる。
それを派遣社員・アルバイト化して、人件費を下げて、
仕事量が減ればすぐ人員整理するというアプローチでは、
まさに宝の持ち腐れである。


・「人の能力差は、あると言ってもせいぜい5倍。
しかし意識の差は100倍もある。
能力は磨いて上げるのは難しいが、
意識は磨けば磨くほど上げられる。
だから、企業を強くしたかったら、社員の意識を磨け」
(川勝宣昭『日本電産・永守重信社長からのファックス42枚』)


・永守流経営の基本は「6S」である。
これは整理・整頓・清潔・清掃・作法・躾の6つの「S」を意味する。
この観点から各事業所を100点満点で評価するのだが、
これが60点を超えれば事業は必ず黒字になる。


・当たり前のことを徹底する。


・トイレ清掃などから芽生えた「ものを大切に使おう」
という意識が、こういう問題に向けられ、
設備や部品を少しでも安く買い、
また設備や作業者や事務員の時間を大切に使おうという、
当たり前のことが徹底して行われるようになる。


・知的障がい者が社員の7割を占める、
チョーク製造の日本理化学工業の会長、大山泰弘さんは
わからないことがあった。
彼らは会社で働くより施設でのんびりしている方が楽なのに、
なぜ彼らはこんなに一生懸命働きたがるのだろうか、
ということだった。


・これに答えてくれたのが、
ある禅寺のお坊さんだった。
曰く、
幸福とは「人の役に立ち、人に必要とされること」
この幸せとは、施設では決して得られず、
働くことによってのみ得られるものだと。
大山さんは目から鱗が落ちる思いがした。


・ソニーは今まで他人のやらないことをやってきた。
未解決のものがあれば、ソニーで解決してやればいい。
日本初、世界初のものをつくってこそ、
人より一歩先に進むことができるのだ。
(井深大)



・1973年、本田技研の社長本田宗一郎が
中国出張中に「本田社長、藤澤副社長引退」との
予期しないニュースが流れた。
本田が帰国すると、
迎えに出た西田専務は藤澤武夫副社長の辞意を伝えた。


・本田はすぐに藤澤の思いを理解し、
副社長の藤澤がやめるというのなら、
自分も一緒に辞める、と西田に言った。
マスコミは「さわやかなバトンタッチ」と賛辞を送った。


・退任が決まった後のある会合で、本田は藤澤に言った。

「まあまあだな」

「そう、まあまあさ」と藤澤。

「幸せだったな」

「本当に幸せでした。心からお礼を言います」

「おれも礼を言うよ。良い人生だったな」

(本田宗一郎『夢を力に』)



・事業が成功するか失敗するかは、
一にも人物、二にも人物、その首脳となる人物如何によって決まる。
(安田善次郎)


・「陰徳を積め」とは、安田善次郎が子供のときから、
父親から叩き込まれた精神であった。
人に知られることがなくても、
世のため人のためになることを黙々と実践しなさい、
というのである。


・自分の利益ばかり考えていると利益は逃げていってしまうが、
陰徳を積んでいると、勝手に利益が向こうからやってくるという
商売の秘訣を、善次郎はすでに25歳で身につけていた。


・道徳が経済を発展させる。


・日本的経営で追求すべき徳が、
「売り手良し」「買い手良し」「世間良し」なのである。






※コメント
日本が長い歴史と伝統をもって作り上げた仕事手法、経営手法の凄さを知った。
これは伝統芸といってもよい。
たった一代でマニュアルを読んで習得できるものではなく、
先祖代々、先人たち、大物たちの苦労して導き出された経営力だ。
これを今一度、思い返し、日本の政治経済、社会に活用したい。


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■「◆伊勢雅臣『世界が称賛する 日本の経営』を読み解く」に寄せられたおたより

■日本式経営を勉強しなくてはいけないのが日本企業になってきた事が問題(nonyさん)

 日本式経営が欧米起業で取り入れられているとの記事を昔から目にしますが、今やこの日本式経営を勉強しなくてはいけないのが日本企業になってきたというのはどうしてかが問題です。

 これは、戦後教育で自虐思考の日本人が増加し、73歳の私等以降の世代の知的水準の劣化とそれ以降団塊の世代のノンポリ的自己中心思考の蔓延、そして現在の自虐的欧米崇拝思考の拡大が原因の日本人一億総白痴時代が生み出した感じです。

 この根本的原因が、伊勢様が努力されている「日本、日本人の生い立ち・歴史の理解により誇りを持てる日本人作り」が崩壊させられたことが基にあると思います。今の民進党が、全く日本のためにならない発言に満ち溢れても誰もが止められない現状は忌々しき問題です。

1)朝日やNHKが巧妙に記事、放送操作で日本を陥れる活動を止めさせられない浄化機能欠落状態。

2)反日目的の帰化、似非日本人の市民権確保が危険水準を超えた危機感の欠落も急務ですが、これも茹で蛙状態です。

3)政治家の知的及び使命感の欠落は、欧米のカネの亡者が唱えている「グローバル化」が世界の貧困や不幸の拡大の基であることの危機感の欠如などは深刻です。

4)知識人は、既にパネルで道筋が作られている偏向報道番組で局の役割を演じる「飼いならされ専門家化」させられた無知識人になっています。

外を見ると

5)中韓の反日プロパガンダは、更に盛り上がり、最近は、国連、ハリウッド、各国の政府や、各種団体に反日プロパガンダを浸透させ拡大しております。
 
6)同盟国米国は、GHQはじめとした「日本軟弱化下請け気質徹底化」から「お財布君」や「有能な技術支援者化」から更に「米国の太鼓持ち」に格上げし日本を手玉に取る調教師になっています。

7)ロシアは全くのリアリストにも関わらず、日本は、ロマンチストで対応しようとしている事は、歴史に禍根を残す可能性もあります。

そして最近の破壊工作準備と思われる現象の深度上昇
1)公共のトラブル増加
2)大企業や組織の火災増加
3)神社仏閣の油汚染の全国展開
4)全国の図書館の書籍切り取り拡大
5)マスコミの既にバレルレベルを超える露骨な偏り報道
(政府政策の反対記事、放送が50%前後、賛成10%程度)
6)民進党は、発信元不明の情報を基に単に「政府攻撃質問」だけの目的が党内でも国会内でも止められない現状。

 これらは、一人ひとりの日本人が常識的に行動していれば防げられる事と思いますが、劣化日本人の増加、似非日本人の増加に駆逐されそうな様相を呈しております。

 是非伊勢様の活動を政府レベルの活動に昇華させられる様お願いしたします。私は、政府内に研究機関を作らせる事が一番の方策ではないかと思います。具体的には、伊勢様の幅広い日本・日本人の歴史で培った真実に迫る普遍性を持った価値観の理解と実行の啓蒙
活動と同じような事を政府としても取り組むべきではないかと考えます。


■編集長・伊勢雅臣より

 ご指摘の通り、日本的経営と同様、日本の美点が忘れさせられている、と言うところに、現在の日本の問題点が集約されていると思います。拙著の「世界が称賛する」シリーズもこの点について何とかしたいという思いからです。

 政府機関を作るのも一つの方法かと思いますが、国民の中から多くの志士が現れて、様々な分野で国家の問題を克服していくというのが、わが国の歴史伝統の一つでもあると思います。この点で、多くの国民が、それぞれの場で立ち上がることを期待しております。

 そうした努力が積み上がって、アメリカのように民間の優れた研究所がいくつかできる、と言うのが良い道筋のように思われます。


世界が称賛する日本の経営
扶桑社
2017-02-28
伊勢 雅臣
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