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zoom RSS Wing(2591) 日本人の「事なかれ主義」につけ込む韓国外交

<<   作成日時 : 2016/08/22 00:56   >>

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 朴槿恵大統領が来日しますが、中国にいじめられて、日本に泣きついてくる、と思うと、優しくしてやらなければ、と思うのが日本人の心理です。しかし、韓国はそういう日本人の心理につけこんで、対日外交を展開しています。この点を論じた論文2編のご紹介します。

 まず軍艦島の世界文化遺産登録で、世界のマスコミは日本が強制労働を認めたと報じました。横やりをしていた韓国が丸く収めようとポーズを見せた途端、事なかれ主義の日本政府は安心して、隙をつかれました。

 第二は産経新聞の前ソウル編集長・加藤達也氏が、韓国紙の報道を引用しただけで検挙され、500日も出国禁止とされた裁判ですが、日本人が問題を無事に収めようとする心理を韓国は突いてくるから、「絶対に妥協しない」と突っぱねて、最終的には国際社会で韓国政府の異常ぶりが批判されて、無罪を勝ち獲ったという事例です。

 前者は日本人の特長を突かれて、丸め込まれた大失敗の事例、後者は、そこを突いてくる韓国を見事に跳ね返した成功事例。両方を比べて見れば、我が国の外交の弱点と、その是正方法がよく見えてきます。(伊勢雅臣、「・」の小見出しは弊誌でつけたものです)


■呉善花「韓国は『北朝鮮化』したと思ってかかれ」、『正論』、H27.9

・軍艦島の世界文化遺産登録で、日本は「強制連行を認めた」

 英国の代表紙、テレグラフの見出しは「日本の奴隷労働の跡地が世界遺産を獲得」でした。奴隷労働という言葉で報じているのです。
 また、ガーディアンは「日本の遺産は、強制労働の事実を認めた後に世界遺産登録を獲得」と報じました。
 米CNNは「かつて凶行がおこなわれた戦争犯罪の現場ー日本の推薦世界産業遺産」と報じ、ワシントン・ポストは「日韓政府は産業遺産、特に軍艦島での戦時強制労働の歴史を認めることで合意に至る」と強制労働と言う言葉を使いました。
 米ABCは「日本からの推薦遺産は日韓の口げんか、日本が戦時強制労働特に軍艦島において認める合意後に全会一致で承認された」としており、米紙フォーブスは「日韓が合意:日本ユネスコ遺産での朝鮮人強制労働を深く反省」となっていました。

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・擦り寄ってきた韓国を疑わなかった日本

 韓国では長い時間を掛けて日本の世界遺産を絶対認めさせてはいけないと準備を積み重ねてきたのです。
 朴槿恵大統領は自ら世界の首脳と会うたびに、この話をあえて切り出していました。まさに国家を挙げた課題といっていいでしょう。それがいきなり(韓国の外務部長官が)日本に来て、にこにこ笑って会談しましょうというのです。素朴に私は韓国が一日にして変わるはずがないと直観しました。危なく怪しかったのです。
 しかし、一方でどうして日本人はそれを疑わないのか。これが不思議で仕方ありませんでした。すごく驚いたのは、翌日の日本のマスコミほとんどが韓国がすり寄ってきていると報じたことでした。日本の保守派の方々までがそうでした。

・韓国の二枚腰と二枚舌

 韓国は原理原則で動く国です。誰に何と言われようとも、これが絶対だと思ったら簡単には曲げません。

 世界遺産登録が認められる。それが不可避なのであれば、それをやめさせるのではなく、協力する形を取ろう。そしてその際に強制労働、強制という言葉を必ず使わせる。そう狙っていたのだと思う。そうすれば、自分達の目的は達せられるわけです。


■対談、呉善花、産経新聞前ソウル支局長・加藤達也「朴槿恵大統領との500日戦争を終えて」、『正論』、H28.3

・一切妥協は無用

加藤>(先輩記者から)「韓国政府関係者をはじめ、日本と産経新聞を懲罰してやろうと思っている人間に一切妥協は無用だぞ。謝罪や遺憾の表明が持ちかけられ、中途半端に『なあなあにしませんか』などとなった時に、物事を荒立てずに小さくおさめたい、という思いがよぎるのも無理はない話だが、そういう日本人の心理を韓国人ははじめからよく知っていて巧みにそれを利用してくるのだ。そのことはわかっておいた方がいい」

私の裁判でも案の定、逆上した韓国人が廷内で大声をあげて威嚇したり、車を取り囲んで生卵をぶつけたりと、様々な揺さぶりを掛けてきた場面がありました。そうした時に一切動じない。特に「表情」ですよね。ここで動揺し、当惑、困惑した表情をのぞかせてはいけない、と心がけました。

三回目の取り調べでも検事は同じことを聞いてきました。私は「記事の撤回、謝罪の意思はありません」と明確に断りました。すると検事は非常にがっかりしていたのです。後でわかったことですが、彼らは私から謝罪をとりつけ大統領府に報告し、早期に問題の幕引きを図ろうとしていたのです。

呉>加藤さんの無罪判決は、韓国に民主主義がなくいかにひどい仕打ちが公然と行われているのか。そのことを詳らかにする大きな意味があったと思うのです。韓国ではそうした暴挙がまかり通ってしまうのだ、ということが逆に世界中に知られてしまった。その意味は大きいと思うのです。

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・日本側が怒らないから、特殊な二国間関係になってしまう

呉>外交においても韓国が日本をバカにしている。このことを日本人はきちんと認識しておくべきです。彼らはこうした外交姿勢をアメリカには絶対とりません。日本だから言いたい放題なのです。韓国人は日本人にわがまま言えば、日本人が面倒くさがって要求を呑む。昔から韓国人はそのことをよくわかっているのです。
 こちらがわがままをガンガン言えば、面倒くさいから通ってしまう。日本人はそういう民族だと思っているのです。加藤さんの訴追だってそうした一貫で起きたことです。
加藤>怒りや不快感をはっきり示さなきゃダメですね。

呉> (慰安婦合意に関して)たとえ、韓国政府が再び慰安婦問題で反日を持ち出せば、世界から非難されるから出来ないだろうと思ったとしても、そんなことを気にする韓国ではないです。しかも口約束ですからね。

加藤> 私が一つ不思議なことは、日本はどうして韓国の政府や政権、メディアや財界にこれほど寛容なのかということです。これほど理不尽なことをいろいろされながらどうして黙っているのかということです。
 普通の二国関係ならば、もっと深刻な事態に本当はなっているはずです。韓国からいわれなきことを言われ、国際的に日本人の名誉が傷つけられている。
 例えばこれがヨーロッパで、ある国が似たような振る舞いをしたら、中傷された他方は、もっと猛烈に反発すると思う。ところが日韓ではそれがない。そこがこの二国間関係の特殊性だと思う。韓国はなだめるのが一番、みたいな意見もありますが、そういう考え方を少しずつ改めて、普通の二国関係適切な距離感を保ちながら緊張感をもって接するような関係にしたほうが互いにとっていいと思います。

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週刊メール入門講座「韓国問題−現代編」 「反日ナショナリズム」という病/「日韓友好」に隠された欺瞞/「嘘も百回言えば真実となる」/近くて遠い国 http://bit.ly/19iiKMD
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