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zoom RSS Wing2588 八方ふさがりの中国経済

<<   作成日時 : 2016/08/15 00:01   >>

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(伊勢雅臣)中国経済がいよいよ八方ふさがりになってきました。鉄鋼は余剰生産能力が日本の年産能力の1億1000万トンの4倍以上、自動車の生産能力は年間販売台数の2倍以上、4000万台を超えます。

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 本来なら大幅なリストラと人民元安が必要ですが、どちらもできません。

 リストラ:大型国有企業は共産党と癒着しているために、リストラできず。無理にリストラすると、各地で労働者の争議が起きる。

 人民元安:海外投資が逃げて、ますます不況に。生活物資のインフレにより、消費者の不満が爆発して、共産党の政権を脅かす。

 いずれにせよ、清朝末期のような一揆や内乱が勃発する恐れがあります。そういう時に狙われるのが外国人、特に反日教育の対象となってきた日本人です。

 中国に現地法人を持つ企業は、駐在員はいつでも脱出できるようにしておき、その家族は帰国させるべきです。中国生産は可能な限り、国内か、東南アジアに移すべきです。

 中国人の日本観光と爆買いは、円を使うことで、元をだぶつかせて元安への圧力を高め、親日感情を高めるので、積極的に呼び込みましょう。

 現在の中国経済の崩壊によって、共産党独裁体制を打倒することが、我が国と周辺諸国の平和、そして中国人民自身の解放に貢献します。


■中国崩壊を恐れるのは誰だ(田村秀男、「正論」H27.11)

^人民元は1997年末以来1ドル8.27元以下の小数点でしか「変動」しない。米国はその後もことあるごとに人民元改革を求めてきたが、その肝はあくまでも漸進主義による制度改革であり、時間をかけながら「変動を柔軟にする」というわけで、円やユーロなど先進国通貨のような自由変動相場を要求しない。

^(人民元の変動を認めると)つまり株式市場を含む金融市場全体の自由化が変動相場とセットになる。すると党が中央銀行の中国人民銀行や国有商業銀行に指令し、金融市場を支配することは無意味になる。カネの創出と流れを決めることができなくなり、党指令型経済は消滅する。

^ドルに対して安定し、しかも小幅に上昇する元は中国市場に進出する外資にとつて魅力的で、先端技術を携えた外資による直接投資が活発に続く。中国企業は香港に別会社を設立し、さらに帳簿上だけの法人をカリブ海などのタックスヘイブン(租税回避地)に設立し、今度は外資を装って本土に投資して優遇措置を受ける。

^人民銀行は元を買い支えるために外貨を売って元資金を吸収する。資金の対外流出額はことし6月時点経常収支黒字と外貨準備の増減からみて、年間で6000億ドル近い。外準は8月には昨年6月から4300億ドル以上減少した。

外貨準備はそれでもまだ3兆5000億ドル以上あり、日本の3倍以上になるとの見方もあるが、対外債務は5兆ドルを超えている。いわば、外から借金して外準を維持しているわけで、外国の投資家や金融機関が一斉に資金を引き揚げると、外準は底を突く恐れがある。


■中国・自壊に向かう「異形の経済」(田村秀男、「明日への選択」H27.10)

^私が一番信用しているのは鉄道貨物の輸送量と輸入です。鉄道貨物の輸送量を年率計算すると大体マイナス一○%ほどで、輸入の減少が八%ぐらいです。輸入というのは、中国の内需の動向を反映する。これで、なぜGDPがプラスになるのかと(笑い)

^本来は、元を五割ぐらい下げて、出直さなければいけない所です。しかし、元を五割も下げてしまうと、確実に悪性インフレになって、恐らく各地で暴動やデモが頻発し、それこそ共産党政権崩壊という局面も起こり得る。ですから、怖くて元を大幅に下げるわけにもいかないのです。

^元の切り下げ発表後、大量の元売り、ドル買いが起こり、一斉に中国からカネが逃げ出しました。それで中国人民銀行は、逆にあわてて元を買い支えるハメになった。

^(能力過剰で本来ならリストラが必要だが)ところが中国の場合、国営企業には全部党の実力者がバックにいる。しかも、人民銀行は党の指令一つでカネをいくらでも付ける。ですから、誰もリストラなんてしないのです。

^(元の国際通貨化の狙い)現状ではドルで取引しないといけないわけですが、元が国際通貨になると、国際的な取引が元でできるようになる。そうなると、習近平はロシアから元で石油を買うことができる‐アフリカの独裁国に対しても、元で支払いや投資が自由にできるようになります。

^(IMFが元の国際通貨化を認めるには)国際的に自由に利用可能な通貨と言えるかというと、これはそうではない。なぜかと言うと、人民元は当局の意思でレートが決まるので、誰も信用しないのです。

^市場経済をコントロールしながら党が指令してやっていくというこのモデルそのものが、もはや破綻したと私は見ています。

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