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zoom RSS No.963 ヘイトスピーチか公憤か 〜 桜井誠氏の戦い

<<   作成日時 : 2016/08/07 05:39   >>

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 朝日新聞は「選挙運動の形したヘイトスピーチ」と決めつけるが、、、

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投稿者 薄給入魂 ★★★★

 作者の長年にわたる国際的経験に裏付けされた内容で、国際的な仕事を行うビジネスマンとして最低限知っておくべき事項が満載されています。高校生や大学生で、日本の歴史に興味がない人でも、日本とはこのような国であったという、社会的事実の導入手引書として最適と思います。

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■1.「選挙運動として公然と行われる排外的な言論」!?

 都知事選が終わった。今回の選挙で存在感を示したのは、圧勝した小池ゆりこ氏を除けば、選挙の黒幕と言われた内田茂氏と、「在日特権を許さない市民の会(在特会)」の桜井誠氏だろう。

 内田氏は猪瀬元知事を引きずり下ろしたり、桝添前知事を担ぎ出した人物だという。桝添氏は日本人の常識を超えた浪費家で、なぜこんな人間が出てきたのか、と不思議に思っていたが、内田氏の仕業だったようだ。また、内田氏のいじめにあって自殺した都議会議員の遺書を猪瀬氏が公表したが、それは「自民党の皆さん。旧い自民党を破壊して下さい」と結ばれていた。[1]

「旧い自民党」に対抗して出てきた新しい保守勢力が、小池ゆりこ氏と桜井誠氏だろう。小池氏は見事当選を果たしたが、「泡沫候補」扱いされた桜井氏も独自の存在感を示して11万票以上も獲得した。その桜井氏を朝日新聞はこう論じた。

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 先月の東京都知事選には、外国人排斥を訴える街頭宣伝を繰り返してきた団体の前会長が立候補し、在日コリアンについて「日本から出て行け」などと主張した。公職選挙法に基づく選挙運動として公然と行われる排外的な言論とどう向き合うか。6月に施行されたばかりのヘイトスピーチ対策法との関係も含め、課題が残された。

 都知事選が告示された7月14日、豊島区のJR巣鴨駅前。選挙カーの上に立った男性候補が、マイクを握って声を張り上げた。

「日本で生活保護をもらわなければ、今日にも明日にも死んでしまうという在日がいるならば、遠慮なく死になさい。遠慮なく日本から出て行けと言っているんですよ」

 この候補は桜井誠氏(44)。在日コリアンらに対する排外的な演説を街頭で続けてきた「在日特権を許さない市民の会」(在特会)の前会長だ。[2]
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■2.「これは法律に基づいて言っているのですよ」

 桜井氏の演説をユーチューブ[3]で見た印象は、この記事とは全く違う。まず桜井氏は、公明党や共産党がお年寄りを役所に連れていって、生活保護を受けさせている事を指摘する。氏は役所に勤めていたので、その現場を知っているという。

 それが日本人のお年寄りならまだ分かるが、問題なのは外国人に対してやっている、だから怒っているのだ、という。外国人が生活保護を受けるのは法律違反で、入国管理法には「自活できない外国人は入国させない」と書いてある。

 その後で「生活保護を受けなければ死んでしまうという外国人は、遠慮無く死になさい。遠慮無く日本から出て行け、と言っているのですよ。これは法律に基づいて言っているのですよ」と発言しているのだ。朝日の報道は「これは法律に基づいて言っているのですよ」という部分を隠している。

 韓国人に最低限の生活を保障するのは、韓国政府の役割であって、日本政府の責任ではない。ある韓国人が「生活保護を受けなければ死んでしまう」と言っても、助ける義務は日本政府にはない。韓国に戻って母国の生活保護を受けなさい、というのが、国際常識であり、それに則った日本政府の法律なのだ。

 さらに桜井氏は「今もこの瞬間に、生活保護を貰えなくて、日本人が死んでいる」と付け加える。現実に最近も博多で二人の日本人が餓死している。「その一方で、皆さんの税金が、1兆2兆という単位で、外国人のために使われている。この状態に怒らないのは、日本人ではない」

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■3.「ヘイトスピーチ」というレッテル貼り

 ヘイトスピーチとは、Wikipediaによれば「人種、出身国、宗教、性的指向、性別、障害などに基づいて個人または集団を攻撃、脅迫、侮辱する発言や言動」である。「在日コレアンは死んでしまえ、出て行け」と言ったらヘイトスピーチだが、桜井氏はそうは言っていない。

 桜井氏は、日本国民を見殺しにしながら、法律違反までして外国人を手厚く保護している日本国内の誤った政治に対して怒りをぶつけている。これは政治論議であって、ヘイトスピーチではない。朝日の論法は、真っ当な政治論議をヘイトスピーチとレッテル貼りして押さえつけようという言論弾圧である。

 かつて慰安婦の募集で「誘拐に類いする方法をとっている業者がいるので気をつけよ」との軍の指示を、あたかも軍が「従軍慰安婦」の募集に「関与」したようにでっち上げた、朝日お得意の「つまみ食いによるねじ曲げ報道」である。[a]


■4.「立派な朝鮮人将校」という人がレイシスト?

 桜井氏が朝鮮民族をどう見ているのか、7月22日の品川駅高輪口の演説が如実に示している。ここでは日本統治時代に「創氏改名で名前を奪われた」との非難に対して、2割は名前を変えなかったという事実を指摘している。[3、話し言葉を一部簡略化]

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 そして、その二割の中に、洪思翊(こうしよく)中将という方がいらっしゃいます。この人は朝鮮人名のまま、中将職にまで登りつめました。この人は結局、B級戦犯として処刑されたんですけれども、大変立派な朝鮮人将校でございました。

 この人はですね、捕虜収容所の所長をやっていたんです。で、この時に自分たちの部下、日本人の部下が捕虜を虐待したと…。その罪を問われて、B級戦犯として処刑された人です。

 しかしね、この時に洪思翊中将は、一切、抗弁しなかったんです。裁判の中において、すべて自分が悪い、自分がこの所長である以上、部下がやろうが誰がやろうが、『自分がその責任をすべて負います』といって処刑された立派な朝鮮人将校です。
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 このように史実をきちんと述べる人が、朝鮮民族全体を蔑視・憎悪するレイシストであるわけがない。意図的に歴史をねじ曲げる朝日新聞などより、はるかに真っ当な論客ではないか。


■5.「言ってることとやってることがデタラメじゃないかよ」

 こういう史実に目をつぶって「創氏改名で名前を奪われた」との虚偽の反日教育・宣伝をしている輩に桜井氏は怒っているのである。

 さらには、そう言いながら、在日コレアンの多くは本名を隠して、通名を使っている。あるコレアンは、勤めている会社の社長から「在日として金田〇〇と名乗っているけど、キム・〇〇といって朝鮮名で、きちんと本名で名乗ったらどうだ?」と言われた事で、人権侵害だと訴えたという。

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『自分の名前が奪われた、自分の名前が使えない…』とほざいておきながら、その一方で、『じゃあ本名、名乗ってみろ』と言ったら、裁判所に訴える…。これが朝鮮人なんですよ!

だから怒ってるんですよ! 言ってることとやってることがデタラメじゃないかよ、朝鮮人! 怒られて当たり前のことなんだよ、こういうのは!
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■6.「公憤」はヘイトスピーチではない

 桜井氏の言動で、特徴的なのはこの「怒り」だろう。こういう言い方には、いかにもヘイトスピーチではないかと、怯んでしまう人もいるかも知れない。

 しかし、「怒り」には「私憤」と「公憤」とがある。私憤とは個人的な事、たとえば自分に与えられた暴力や屈辱に対して怒ることだ。それに対して、公憤とは、公共の立場から道義に外れた事に対して憤ることである。桜井氏の怒りは、明らかに公憤である。

 日本政府が日本国民を餓死させながら、日本の法律を無視して、外国人の生活保護に日本国民の税金を使う。外国政府や国内の一部マスコミが史実を偽って、さも過去の日本人が非道なことをしたように言いふらす。こういう事に対する怒りは公憤である。

 私憤から特定の民族への憎悪や蔑視の言葉を投げつけるのはヘイトスピーチだが、公憤は違う。誤った政治や制度に対して国民が公憤の声をあげる事は、自由民主主義国家において、より良い社会を築いていくための常道である。

 それをヘイトスピーチとして、公憤を抑え込んでいくのは、言論弾圧だ。中国政府が汚職に怒るジャーナリストに「国家転覆罪」などの罪を着せて弾圧するのと同じ所行である。

 思えば、我々、日本国民は長らく「公憤」という感情を忘れていた。原爆攻撃による一般市民の大量虐殺という戦争犯罪まで、怒るどころか「過ちはくりかえしません」と自省してしまった。

 これも戦後の占領軍に洗脳され、その後も反日マスコミや近隣諸国から繰り返し植えつけられた日本罪悪史観によるものだろう。そして、韓国による竹島強奪や、北朝鮮による拉致、近年の中国による尖閣侵略に対しても、我々は怒ることを忘れてしまっている。

 我々の先祖が大切にしてきた武士道では「義をせざるは勇無きなり」として、不義非道を見過ごさずに立ち上がるべしと教えてきた。桜井氏の「怒られて当たり前のことなんだよ、こういうのは!」という声は、日本人が忘れていた不義非道に対する公憤である。

 国家や民族の名誉を他人事と考えていれば、こういう公憤は生じない。日本人が公憤を忘れていたのは、国家も民族も自分とは関係ない、という愛国心や公共心の欠如ゆえだろう。


■7.「温和な日本人が、ついに怒りの声を上げた」

 こういう公憤を、在特会は横断幕やメガホン、手製のプラカードを持った「抗議街宣」で表現した。平成25(2013)年3月17日の新大久保デモでは約500人もが参加し、沿道からも拍手をもって迎えられた。[4, 303]

 この「嫌韓デモ」に注目して、韓国メディアのみならず、ニューヨーク・タイムズなどの欧米メディアから、アルジャーラのような中東系メディアまで、特在会に取材に来た海外報道機関は平成25年だけで30社以上に上ったという。

「何をいわれても微笑みを絶やさない温和な日本人が、ついに怒りの声を上げた」「日本人が韓国への怒りを露わにし、初めて自己主張を外に向けて訴えている」と各国で大々的に報道された。

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 ある意味で日本国民対マスメディアの戦いでもあった新大久保での一連のデモは、当初の「異常反日を続ける韓国に日本人の怒りを直接ぶつける」「韓国を動かす」という目的を達成するどころか、それ以上の効果を叩きだしたのです。[4, 313]
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 従来はこういう怒りの声もなかったので、韓国や国内左傾マスコミの反日はまさに言いたい放題だった。外務省の平和友好路線では、韓国人による世界での慰安婦像設置は止まらない。不義非道の行いは、それなりの代償を払わせなければ止めることはできない。


■8.「しかし、投票には行ってください!」

 7月22日の品川駅高輪口の演説を、桜井氏は次のように始めている。

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 ありがとうございます。 ただいまご紹介に預かりました、東京都知事選に立候補させていただきました桜井誠でございます。・・・

正規の泡沫候補でございます。しかしね、いまのメディア…、ここを御覧ください。 ここにいわゆるテレビメディア、新聞メディアと呼ばれている人間が誰も来てないんですよ。 しかし、これだけ大勢の人が集まっている。・・・

 もちろんね、有名人がここにきてね、しゃべるのが一番皆さんの注目を引き付けるでしょう。 しかし、都知事選挙っていうのはね、人気投票じゃないんだよ![3]
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 この演説を、桜井氏は次のように結んだ。

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 今日私の言った話、私から聞いた話から気に食わないんだと、お前の言っていることが間違っているというんであれば、私に一票なんて入れなくていい! しかし、投票には行ってください!

 特に若い君たちが投票に行かないことによって、都政はね、都政は停滞しております。選挙に行かないということはですね、白紙委任状を都政に、国政に捧げるということなんですよ。 白紙委任を出しておきながら、都政、特別都民税だの、固定資産税だの、そういったものが高い、そうやって文句を言うのは間違ってるんですよ!!![3]
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 今回、都知事選となったのは、あまりにもひどい桝添前知事が辞職したからだった。その桝添前知事を選んだのも、自民党都議連の黒幕やら公明党の組織票などで、一般の有権者が本当に自分で考えて、一票を投じなかったせいだろう。

 政治を真剣に考えない有権者が、マスコミに踊らされて、民主党政権や、桝添前知事などのどうしようもない政党、政治家を選んでしまい、その結果、国政や都政が大混乱して、国民自身が被害を受けているのである。[b,c]

 国家の事を我が事と考える有権者なら、かつての民主党政権や桝添都政に、公憤の声を上げるのは当然だ。それを「ヘイト・スピーチ」とレッテル貼りをして抑え込もうという一部マスコミは、我が国を民主主義を知らない近隣諸国のようにしようとしているのだろう。そういうマスコミにも公憤の声をあげなければならない。
(文責:伊勢雅臣)

■リンク■

a. JOG(106) 「従軍慰安婦」問題(上)〜 日韓友好に打ち込まれた楔
「従軍慰安婦問題」は、こうして仕組まれた。
http://blog.jog-net.jp/201309/article_6.html

b. JOG(770) メディアが仕組んだ政権交代
 メディアは自民党政権をひたすら攻撃し、民主党政権への幻想を国民の間に吹き込んでいった。
http://blog.jog-net.jp/201210/article_3.html

c. JOG(942) 大震災下で「かかる首相」をいただいた「日本の不幸」
 震災対応そっちのけで党内抗争を繰り返す民主党の惨状に、党幹部も「もうだめだ党内みんなメルトダウン」と自嘲するばかりだった。
http://blog.jog-net.jp/201603/article_3.html


■参考■(お勧め度、★★★★:必読〜★:専門家向け)
  →アドレスをクリックすると、本の紹介画面に飛びます。

1. 『誰が東京を殺すのか 猪瀬直樹が語る「東京のガン」』、NEWS PICS、H28.07.13
https://newspicks.com/news/1663515/body/

2.「『選挙運動の形したヘイトスピーチ』都知事選巡り課題」、朝日新聞、
http://www.asahi.com/articles/ASJ810DD7J70ULZU00H.html

3. 「桜井誠都知事選街頭演説!7/22品川駅前|全文書き起こし」、歩叶コラム
http://arcanaslayerland.com/2016/07/23/sakurai-makoto-shinagawa/

4.桜井誠『大嫌韓時代』(Kindle版)★★★、青林堂ビジュアル、H26
http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4792605024/japanontheg01-22/


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