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zoom RSS No.829 被災者を明るく変えた両陛下のお見舞い

<<   作成日時 : 2013/12/22 14:20   >>

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「避難所がふわっとあたたかい空気に包まれたあの瞬間を一生忘れません」

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 10万件のハードルを越えられれば、現在、韓国系市民が
慰安婦像設置を策謀中の各市に、日本国民の声を伝えること
ができます。
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■1.「避難所がふわっとあたたかい空気に包まれたあの瞬間を一生忘れません」

 東日本大震災から48日目の平成23(2011)年4月27日、天皇皇后両陛下は宮城県の南三陸町と仙台市へのお見舞いをされた。

 これまで現地の救援活動に支障が出てはと、東京や埼玉県、千葉県、茨城県に避難した被災者のお見舞いに留めていた。この日、ようやく東北の地に入られたのだった。それも地元への負担をかけないよう自衛隊航空機で日帰り往復するという強行軍だった。

 南三陸町では町立歌津中学校に避難している被災者たちを、お見舞いされた。同中学校教諭・佐々木しげ美さんは、次のような感想をもらしている。[1,p10]

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「生徒をお導きいただきありがとうございます」というお言葉に大変、勇気づけられた。天皇・皇后両陛下の優しいお心遣いを肌で感じました。避難所がふわっとあたたかい空気に包まれたあの瞬間を一生忘れません。
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 ご案内した南三陸町の佐藤仁町長もこう語っている。[1,p39]

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町民のみなさんの中には、家だけでなく家族を失った人も多く、外から見ただけでは計り知れないほど深く傷ついていた。そんな中での天皇皇后両陛下のご来訪は、どれだけ私たちの励みになったことが。

町民のみなさんがあんな笑顔を見せたのは震災後初めてでした。不思議なことに、両陛下と同じ場所にいるだけで、温かなオーラに包み込まれているような感覚があるのです。両陛下のご存在は、それだけで大きなものなのだと感じました。
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 佐々木しげ美さんが「ふわっとあたたかい空気に包まれた」と言い、佐藤町長が「温かなオーラに包み込まれているような感覚」と呼ぶのは、何なのだろうか。


■2.「みなさん、自分の気持ちをきちんと受け止めていただいた」

 両陛下は南三陸町のあと、自衛隊ヘリで仙台市宮城体育館に移動された。そこで、お見舞いいただいた被災者は、次のような声を残している。

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 皇后さまから、、、
「お子様の命を守られたんですね」と声をかけていただきました。

 私たち家族は、家も車もすべて流されました、、、
でも皇后様に言われたように家族の命はみな無事でした。
今をいきるだけです。
宮城県仙台市 松本まゆみさん(40歳)、末歩ちゃん(3歳)
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 父は天皇皇后両陛下に亡き妻の写真を手に取って見て戴いてから、その写真を宝物のように大事にラップをかけて、毎日眺めております。本当にお忙しい中、お見舞いしていただき、うれしく思っております。父の代わりに代筆しました。
宮城県仙台市 赤間憲さん(70歳)、娘・利加
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 お見舞いに付き添った仙台市・奥山恵美子市長は、こう語っている。

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 被災した人々におことばをかけられる両陛下を間近にし、被災者がつらい現実を両陛下に訴える場面も見ましたが、両陛下は、そのお尋ねをしっかり受け止めながらも、決して気休めはおっしゃらない。

でも、必ずその方の心が落ち着くようなおことばをかけられる。一人ひとりは決して長い時間ではありませんが、みなさん、自分の気持ちをきちんと受け止めていただいたと思っているのが、その場にいてよくわかりました。これはもう、ご経験とお人柄による「人間力」の大きさと言えるでしょう。[1,p41]
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■3.「亡くなったお子さんは、必ず御母様のことを見守ってくれています」

 震災から2ヶ月後の5月11日には福島県の福島市と相馬市をお見舞いされた。太平洋に面している相馬市は、死亡・行方不明459名、家を流された人約5千名という大きな被害を受けた。また福島第一原発から半径45キロ圏内にあり、「計画的避難地域」に指定されている南相馬市などから避難してきた住民もいた。

 相馬市立中村第二小学校の避難所で、小学6年生の長女と1年生の長男を津波でなくし、6歳の次男と避難所で暮らしていた32歳の女性が、前年に撮影した子ども3人の写真と、長女が生前に書いた書き初めを、天皇皇后両陛下にお見せした。

 皇后さまは沈痛の面持ちで女性の両手を包み込むように握られ、「おつらいとは思いますが、亡くなったお子さんは、必ず御母様のことを見守ってくれています」とお話しになった。

 そして、次男に向かい「お母さんをしっかり守っていってあげてくださいね」と声をかけられると、6歳の子は健気にも「わかりました。守ります」と答えた。

 その女性は「手を握りながら頑張ってくださいねと言われ、本当に励まされました。つらいことが多いですが、しっかりと生きていきます」と、かみしめるように語った。

「必ずその方の心が落ち着くようなおことばをかけられる」とは、こういうことだろう。


■4.「こうした地震が今もあるのですね。怖いでしょうね」

 この1週間前、5月6日には岩手県の釜石市から宮古市をお見舞いされている。

 釜石では、98名の被災者が避難生活を送る釜石中学校を訪問された。自衛隊のヘリで釜石市陸上競技場の臨時ヘリポートに着かれ、そこからマイクロバスで移動された。釜石市の野田武則市長は、道中の両陛下のご様子を次のように伝える。

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 片道35分の道中、どんなにお願いしても、両陛下がお座りになることはありませんでした。沿道で出迎える人々にお手を振り続けるため、車中を右に左に移動されていたのです。

 被災地に到着されたその時から、ご自身の使命を果たそうとされるお姿に感動するとともに、ありがたい気持ちでいっぱいになりました。[1,p47]
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 避難所になっている釜石中学校の格技場に入られると、津波で一緒にいた家族を助けることができなかった、と話す女性に対し、両陛下は「おつらかったですね」と、その苦しみを分かち会われた。

 両陛下お見舞いの最中に震度3の地震が発生した。避難所内にガターンと大きな音が響き渡ったが、天皇陛下は揺れなど気になさらず、人々に励ましのことばをかけ続けられた。

 皇后さまの側にいた74歳の女性は揺れに驚き、とっさに皇后さまの手を握っていた。皇后さまは「大丈夫よ。落ち着いてください」といわたりのことばをかけられ、「こうした地震が今もあるのですね。怖いでしょうね」と手を添えて優しく握り返された。


■5.「生きていてくれてありがとう」

 両陛下は、再び、マイクロバスで臨時エアポートに戻られ、ヘリで宮古市の宮古市民総合体育館に向かわれた。そこでは総勢116名の被災者が避難生活を送っていた。お見舞いを受けた被災者たちは、寄せ書きに次のような感想を記している。

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 宮古にいらして下さり、ありがとうございました。
「生きていてくれてありがとう」のお言葉をいただき、孫達とともに大事に、一歩一歩進んで行きたいと強く思いました。
野崎礼子、典子、麟、玄弥
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 温かい言葉をかけて頂きました。本当に嬉しかったです。頑張れます。ありがとうございました。
伊藤力男、文子
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 あの日の一瞬の出来事は、一生忘れることはないです。私の顔を見て、声をかけてくれて微笑んで下さいました。美智子様から笑顔とパワーをもらいました。

 これからの人生努力してがんばって生きていきたいと思います。お会い出来た事に感謝します。
中播由紀子
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■6.「お見舞いを受けてから、人々の気持ちは前向きになっています」

 山本市長は、この時のお見舞いの様子を次のように語っている。

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 事実、天皇皇后両陛下のお見舞いを受けてから、人々の気持ちは前向きになっています。ご来訪いただいたあの日、人々の表情は、本当に違っていました。おそらく両陛下のなかに日本人の心を見たのだと思います。

だから自然に涙が出たり、笑顔になったり、ほっとした顔をして、「本当によく来て下さいました」「勇気と希望が湧いてきます」「ありがとうございました」と口々にいう市民と接して、つくづく天皇皇后両陛下が果たされている役割というのは大きいと感じ、感謝に堪えません。[1,p50]
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「日本人の心」とは、人を思いやる、素直な明るい、前向きの心持ちではないか。両陛下の被災者を思いやられるお気持ちに触れ、素直な明るい、前向きの「日本人の心」を取り戻したのだろう。

 ここで語られた「前向きの気持ち」「笑顔とパワー」「勇気と希望」は、冒頭の「ふわっとあたたかい空気に包まれた」「温かなオーラに包み込まれているような」という感想に通じている。


■7.「ともにいて、慰めるということがどれほど大切なことか」

 被災者たちの心が、なぜこれほどに明るく変わるのか、仙台市の奥山市長の次の言葉がヒントになる。[1,p42]

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・・・大きな余震も頻繁に起きていましたから、市民の不安は大きかったと思います。

 そんな折りでの天皇皇后両陛下の行幸啓は、市民にとってはとてもうれしく、ありがたいものでした。避難所で、被災した方が今のつらい現実を両陛下に訴えるのですが、その度に被災者の痛みをしっかり受け止められ、深い慈愛でお答えになるのです。

今回の震災のような災害は、とても理不尽なものです。その理不尽なことが国民に起こった時に、ともにいて、慰めるということがどれほど大切なことかを深く思っていらっしゃるからこそ、一つひとつのおことばが国民に届くのだと思います。

両陛下のご来訪によって、私自身も「市民のために頑張らなくては」と心を新たにすることができました。[1,p42]
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 1億2千万人もいる日本で、自分たちだけが家を壊され、家族を失う。それは「理不尽」そのものである。その「自分たちだけへの理不尽」に、一人でも立ち向かえる強い人などいない。

 そういう時に、「ともにいて、慰める」人がそばにいる、ということが、どれほど大切なことか」と奥山市長は説く。国民を代表する両陛下が駆けつけてくれて、自分たちの気持ちを聞いてくれる。自分たちが頑張って立ち直れば喜んでくれる。

「自分たちは孤立しているのではない。両陛下とその背後の全国民が自分たちを気遣い、慰めようとしてくれている」と気づいたことで、避難所が「ふわっあたたかい空気に包まれ」、被災者たちが「前向きの気持ち」「笑顔とパワー」「勇気と希望」を取り戻したのである。


■8.「天皇皇后両陛下のもとの日本国民でよかった」

 茨城県北茨木市は、両陛下が4月22日にお見舞いされた場所である。皇居から車で約3時間もかけて移動された。同市の小林由美子さん(63歳)は、両陛下のお見舞いを受けて、次のように語っている。

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 この度の東日本大地震が発生し、大事に至らずとも被災者になりました。被災者となり心の不安をかかえている時、天皇皇后両陛下のお見舞いの場に出逢えて、その姿、ねぎらいのお言葉に感動し、自然と涙があふれでました。

おごることのないお姿、心底からのやさしさがにじみでて、ふれあいの心情、日本国民を心配してのお気持ちが伝わってきました。私たち国民の幸せと平和を願っている天皇皇后両陛下のもとの日本国民でよかったと思いました。
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 両陛下はひたすらに国民の幸せと平和を願われている。それは親が無私の心で子供の幸せを願う「肉親の情」そのものである。その「肉親の情」を一身に受けているのが、「天皇皇后両陛下のもとの日本国民」の幸せである。

 明日、天皇陛下は80歳の傘寿(さんじゅ)をお迎えになる。我々も「肉親の情」を持って、子供が親の長寿と健康を喜ぶように、お祝いしようではないか。それは日本という「我が家」の慶び事である。

(文責:伊勢雅臣)

■リンク■

a. JOG(700) 国柄は非常の時に現れる(下)〜「肉親の情」
 両陛下の「肉親の情」が、被災者たちに勇気と希望を与えた。
http://blog.jog-net.jp/201105/article_5.html

b. JOG(581) 国民の幸を願われ20年
 両陛下は180回のご巡幸で全都道府県514市町村を訪問され、770万人の奉迎を受けられた。
http://blog.jog-net.jp/201103/article_3.html

■参考■(お勧め度、★★★★:必読〜★:専門家向け)
  →アドレスをクリックすると、本の紹介画面に飛びます。

1. 「皇室の20世紀」編集部、『天皇皇后両陛下 被災地の人々との心の対話: 東日本大震災185日 希望の記録』★★★、小学館アーカイヴス、H23
http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4091054331/japanontheg01-22/





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