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zoom RSS No.720 大震災で深まった日台の絆

<<   作成日時 : 2011/10/23 04:35   >>

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 台湾大地震、東日本大震災と、互いへの支援を通じて、日台両国民の心の絆は深まっていった。


■1.ネットユーザーたちの台湾への感謝広告

 本年4月11日、東日本大震災から1ヶ月経ったこの日、日本政府は国際英字紙インターナショナル・ヘラルド・トリビューンと米英仏中韓露の1紙ずつの計7紙に支援感謝の広告を掲載した。

 この中には、ダントツの義援金を寄せてくれた台湾が入っていなかった。4月11日までに台湾から寄せられた義援金は137億5千万円に達している。ちなみに感謝広告を出した中国からの義捐金は3月末時点で3億4千万円と、台湾の2.5パーセントでしかなかった。

 金額の多さだけではない。台湾からは震災後、直ちに二つの救援隊が来てくれた。一つは李登輝元総統が派遣したNGOのレスキュー隊「捜救隊」で、震災2日後の13日、医師2人を含む35人が日本に到着し、岩手県大船渡市で捜索活動を開始している。

 翌14日には台湾政府の派遣した28人からなる救援隊が到着し、宮城県名取市や岩沼市で救援活動を行った。支援物資も560トンもの膨大な量に上った。

 日本李登輝友の会が、台湾にも感謝広告を出すべきだとの菅首相あての要望書を出したところ、政府は「近隣諸国への影響を考慮して決定した」と釈明した。人道支援のお礼をするのにも、中国の目を気にしなければならないのか。[1]

 しかし国民の方はもっと良識があった。「台湾にもお礼がしたい」とあるフリーデザイナーがツイッターでつぶやいたところ、感謝広告を出すための募金が約1930万円も集まった。

 そのお金で台湾2紙への広告が出されたが、その費用はわずか240万円。残りは日本赤十字社に寄付された。この広告を見た台湾行政院(内閣)の楊永明・新聞局長は「お礼を期待していたわけではないが、みんな感激している」とコメントした。

 日本政府が税金を使ってお役所仕事で出した広告よりも、民間有志の募金による心の籠もった感謝広告の方が、はるかに深く日本国民の気持ちを台湾国民に伝えただろう。


■2.「この捜救隊は日本に何かあった時、一番に駆けつけますから」

「捜救隊」の創設と日本派遣の経緯を、李登輝元総統はこう語っている。[2]

__________
 1999年、私が総統時代に台湾大地震が起きました。日本はその日のうちに世界に先駆けて救援隊を差し向けてくれましたし、義援金も世界の中でトップでした。

台湾には「風雨故人来、艱難見真情(困難な時にこそ人の情けを知る)」という言葉がある。私たちはあの時の日本の恩義を忘れません。

台湾大地震の時、曽野綾子さんが会長を務めていた日本財団から3億円の義捐金をいただき、そのうちの1億円近くを使ってNGOの捜救総隊をつくりました。創設のお披露目に来ていただいた曽野さんに、私は約束しました。

「この捜救隊は日本に何かあった時、一番に駆けつけますから」と。
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 ところが、今回の大震災では、この約束は意外な抵抗に合う。

__________
 すぐに台湾における日本の大使館である交流協会台北事務所の総務部長に人を通じて連絡をとりました。ところが、向こうからは「日本での受け入れ態勢が整っていない」という返事。それからしばらく返事がなかった。

自然災害は72時間(3日間)経つと生存確率は急速に下がると言われています。しかも、翌12日には米軍と韓国の救助隊が到着し、中国も救援隊の派遣を表明していました。なぜ台湾に要請がないのか。台湾は中国の一部と捉えているからでしょうか。

 そんな苛立たしさもありましたが、これはNGO組織で政府組織ではないので日本のNPOと連携をとって、13日の朝、宮城県に向けて出発しました。

交流協会から「要請はもっと先になる」という返事があった頃には、既に成田空港に到着していました。少しは約束を果たせたでしょうか。
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 感謝広告で台湾をはずしたのと同様の、台湾を日陰に置こうという政治的策謀である。中国に媚びるために、台湾国民の善意を踏みにじり、なおかつ台湾救援隊の到着を遅らせることによって、それだけ多くの人命が失われた、と考えれば、心ある人間の所業とは思えない。


■3.台湾留学生は除外された緊急援助

 菅政権による台湾への差別行為は、これだけではない。文科省は被災した私費留学生を支援するため、日本政府から奨学金を受ける国費留学と同様に、平成23年3月の一ヶ月分だけ、緊急援助として学部生向け12万5千円などの支給を行うこととした。

 ところが国費留学生度は「日本と国交のある国の国籍を有する者」が対象であり、今回の特別支給も台湾からの留学生は対象外とされた。これを立命館大教授・加地伸行教授が産経新聞の1面で痛罵した。[3]
__________
 かつて私は台湾に留学した。ちょうど日本が中国大陸と新しく国交を結んだ昭和47(1972)年9月、すなわち同時に台湾と断交した月の翌10月、台湾に渡った。

 名古屋大学助教授という国家公務員の身分を前提にして、日本と国交のなくなった台湾が、私を受け入れてくださったわけである。

 渡台後の生活において、公私ともになんの差別も受けなかった。のみならず、台湾の学者と私との間の合言葉は、「国家に国境あるも、学問に国境なし」であった。・・・

 ところがなんと、台湾からの学部留学生は除外したのである。理由は台湾と国交がないためとのこと。

 なにを言う。緊急事態なればこその処置において、差別するのか。例えば、被災者に食事を提供するとき、国交がないという理由で台湾の私費留学生を除外するのか。・・・

その一方、民間からの義援金なのでと170億円はチャッカリいただきますと言うのか。
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 こうした世論の圧力を受けたためか、日本の対台湾交流機関窓口、財団法人交流協会台北事務所が台湾からの留学生に同額を支給することとした。文科省からの正規支給でない所に、姑息さを感ずるが。

■4.「わたし達は皆様の心を暖めます」

 しかし、こんな政府の心ない所業をものともせず、日台の心のつながりを深める佳話が、今回の大震災では少なからず見られた。

 たとえば、台中市の新民高校日本語学科の学生が呼びかけて作られた寄せ書きの一部。

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−ニュースを見ると、心が痛みます。涙がこぼれます。同時にあなた方を尊敬してしまいます。このような天災に会いながらも、規律正しく、天を恨まず、しなくてはいけないことを整然と行っているのをみると、わたし達も見習わなくてはという気持ちが沸き起こってくるのです。

−心が痛くて、悲しくて涙がとまりません。わたし達は皆様の心を暖めますから、寒い中、決してあきらめずにがんばってください。
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 こんな純真な言葉そのものが、被災者のみならず、我々日本国民の心を温める。

 この寄せ書きとともに、新民高校の赤十字社青少年奉仕グループは、学内募金で集めた50万元(150万円)、学校理事会の寄付金100万元(300万円)を赤十字社台中支部に届けた。

 学内の募金では、多くの生徒が100元(300円)を寄せてくれて、募金集めの生徒は「ありがとう」と間断なく言い続けたという。100元といえば、彼らにとって1時間のアルバイト料であり、弁当が2つも買える値段である。[4]

 170億円超という巨額の義捐金の多くは、こうして多くの人から集められた小口の募金だという。


■5.「恩義を忘れない」

 子供たちもお小遣いから、義捐金を出している。台中市中心部から東に約10キロの小高い山々のふもとに位置する健民国民小学校は、台湾大地震で3階建ての校舎が全壊した。幸い地震発生が未明だったため、児童らに怪我はなかったが、近くの空き地の仮校舎などでの授業を強いられていた。[5]

 平成7(1995)年の阪神大震災を経験した兵庫県などから約2億8千万円の募金が送られ、4階建ての校舎が2003年10月に完成した。校庭には「感恩亭」と名付けられたあずま屋も作られた。

 東日本大震災が発生した直後、謝進立校長(55)は「日本の友人が重大な災害に遭っている。私たちは積極的に行動すべきだ」と児童や保護者に支援を呼びかけた。

__________
 約280人の子供たちは自分の小遣いを持ち寄り、先生に預けた。教諭や保護者、地域の人からも義援金が集まり、計約190万円が日本赤十字社に送られた。謝校長は「恩義を忘れない、という心の教育でもあるのです」と話す。・・・

 6年の謝金玲さん(11)は「東日本大震災では津波もあったから、台湾の地震よりもっとひどかったと思う。でも、被災した人の態度がすごく冷静で印象に残った」。6年の何(か)佳凌さん(12)も「とにかくもとの生活に早く戻ってほしいという思いで献金しました」と話す。
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「恩義を忘れない」人々は日本の政治家の中にもいた。台湾の「中華民国建国100周年」祝賀式典に出席した自民党議員団は、10月9日、建民国民小学校を訪れ。団長の麻生太郎元首相はこう謝意を伝えた。

__________
「今回、(東日本大震災が発生し)全校の皆さんがお小遣いの中から義援金を寄付し、日本を支援していただいたことは、日本のメディアでも報道され、日本人はみな深く感動した。・・・

台湾と日本は最も良き親友であり、台日関係には心と心のつながりがあり、友誼はきわめて深い。日本人はこの恩を永遠に忘れるものではない。[6]
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 健民国民小学校の謝進立校長の「恩義を忘れない」という言葉と、麻生元総理の「日本人はこの恩を永遠に忘れるものではない」という言葉は共鳴しあっている。


■6.「台湾を身近に感じている」日本人が大幅増

 台湾国民のこうした真情は、ネットやマスコミを通じて、日本国民の心に届いていった。東京港区にある台北駐日経済文化代表処には、感謝のメールや電話が絶えないという。

 また台北駐日経済文化代表処が5月に行った、日本国民の台湾へのイメージ調査では、約67%が「台湾を身近に感じている」と答え、2年前の調査に比べ約11ポイントも増えていたことが分かった。[7]

 日台関係について、「どちらかといえば良い」(約72%)と「非常に良い」(約19%)を合わせて9割以上を占め、平成21(2009)年の調査に比べ約15ポイント増えた。

 さらに台湾への信頼度も、「多少は信頼」(64%)「非常に信頼」(20%)と、合計で約20ポイントも上昇した。

「身近に感じている」「信頼している」というのは、麻生元総理の言う「心と心のつながり」である。

 今回の震災で心の籠もった支援をしてくれた台湾に対して、日本国民は李登輝元総統の言う「困難な時にこそ人の情けを知る」ことができたのである。


■7.「『忍ぶ恋』の時代は終わった」

「『忍ぶ恋』の時代は終わった。もう堂々と恋文を出せる関係だ」

 こう挨拶して、会場を湧かせたのは「日台民間投資取り決め」締結を祝して9月23日に開かれたレセプションでの台湾側の交渉窓口・彭栄次氏だった。[8]

「内国民待遇」「最恵国待遇」などを柱とする投資取り決めの締結で、これで日台の相互投資や、日台企業の連携が促進される。貿易額では台湾は日本にとって第4、日本は台湾にとって第2の貿易相手だが、今後はさらに発展していくだろう。

 形としては民間の取り決めだが、「実質的な2国間投資協定」(政府筋)である。麻生政権時代に検討が始まり、民主党政権でも前原誠司・前外相が熱心だった。その下で外交当局は地道に努力を続けていた。

 日本の外交筋は「今回の取り決めに対し中国は反発するだろうが覚悟している。中国に事前通告する考えはない」と語っている。我が国の外交筋から、こんな頼もしい言葉を聞くのは久しぶりだ。

 彭栄次氏は「東日本大震災に台湾が寄せた巨額の義援金の前では、2人の間柄に誰も文句がつけられなくなった」という。大震災で深まった日台両国民の心の絆が、政治を動かしたと言えよう。

(文責:伊勢雅臣)

■リンク■

a. JOG(108) 台湾につくした日本人列伝
 これらの人々はある種の同胞感を抱いて、心血を注いで台湾の民生向上と発展のために尽くした。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/jogbd_h11_2/jog108.html

b. JOG(493) 「麗しの島」作りに生涯を捧げた青年たち 20歳代で台湾に渡り、医療、衛生、農業に生涯を捧げた日本人たちを動かしたものは?
http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/jogdb_h19/jog493.html

■参考■(お勧め度、★★★★:必読〜★:専門家向け)
  →アドレスをクリックすると、本の紹介画面に飛びます。

1. 「日本の息吹」H23.6、「大震災に見る日台の絆」
http://www.amazon.co.jp/o/ASIN//japanontheg01-22/

2. 「致知」H23.9、「[インタビュー]李登輝氏が語る 我が人生信条」

3. msn産経ニュース、H23.07.24「【古典個展】立命館大教授・加地伸行 台湾留学生を除外する愚」

4. msn産経ニュース、H23.04.15「台湾から日本へ 復興応援『ずーっとそばに居るよ』」

5. msn産経ニュース、H23.07.06「台湾大地震の『恩返し』 校舎再建の小学校、児童が小遣いを義援金」

6. 台北駐日経済文化代表処ホームページ「訪台した麻生太郎元首相ら一行が震災見舞いのお礼に台中の小学校を訪問」

7. msn産経ニュース、H23.06.02「日本 台湾への好感度アップ 『身近に感じている』」

8. msn産経ニュース、H23.10.16「日台投資取り決め締結 震災の絆が後押し 対中関係に新秩序」

9. msn産経ニュース、H23.08.13「日台投資協定 関係強化は国益と判断、中国反発は織り込み済み」


■■■■ JOG Wing ■■■ 国際派日本人の情報ファイル ■■■■

心の琴線が響きあう日台国民
〜 JOG(720) 「大震災で深まった日台の絆」補遺

伊勢雅臣
■■ 転送歓迎 ■■ No.1897 ■■ H23.10.26 ■■ 8,942 部 ■■


■「親類に礼状は不要」

 JOG(720)「大震災で深まった日台の絆」
には、紙数の制約で収まりきらなかった佳話を書いておきたい。

 台湾からの支援は、義捐金や救助隊派遣だけでなく、他の様々な分野に及んだが、その中には、我々日本人の心の琴線にふれるものがある。

 たとえば、王金平・立法院長(70)(国会議長に相当)は、5月12日にも観光業者ら約300人を率いて北海道を訪問し、日本の安全性をアピールした。台湾から日本への観光客を維持することが、日本への支援になるという、見事な心配りである。

 また台湾赤十字を通じ、義援金約1万4000円(500台湾元)を寄せたという台北市在住の元小学校教師は「情けは人のためならず」と、日本語で動機を説明し、さらに台湾が感謝広告の対象から外れた件についても「親類に礼状は不要。日本の感謝の意は別の形で伝わっているから問題ないよ」と心にくい言葉を述べた。


■台湾全体の親日回帰

 台湾外交部の元高官は、今回の台湾の突出した対日支援ぶりの背景に関して、次のように説明している。

__________
戦後、国民党政権の腐敗と横暴が本省人を苦しめ、『日本時代はよかった』と懐かしんだように、急激な対中接近の結果、札束かざして土産物を買いあさる中国大陸からの観光客のマナーの悪さが当時と二重写しとなり、台湾全体の親日回帰に拍車をかけたのでは。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 台湾人にとって見れば、中国人の方が血のつながりはあるが、いざ実際に接してみれば、なんとも心の通じ合えない相手だったと分かったという所だろう。

 それに比べれば、台中市の新民高校日本語学科の学生が言ったように、「このような天災に会いながらも、規律正しく、天を恨まず、しなくてはいけないことを整然と行っている」日本人の方が台湾国民の心の琴線に触れたのではないか。

 JOG720号でも、「恩を忘れない」という言葉が日台双方から繰り返し語られた様を紹介した。

 「恨みを忘れない」という他の近隣諸国に比べれば、日台間のこころのつながりは、特筆に値する。


■参考■
1. msn産経ニュース、H23.05.17「【東日本大震災】No.75 台湾義援金 『世界最高額』の背景」


■ 「大震災で深まった日台の絆」に寄せられたおたより

■震災支援が後押し、「NHKのど自慢」台湾開催(Kanjiさん)
 
 国際派日本人の情報ファイルはいつも楽しみにしております。

 心の琴線が響きあう日台国民 〜 JOG(720) 「大震災で深まった日台の絆」補遺あらためて感動しました。

というのは、私の知人で現在台湾に赴任している方のメールでNHKがのど自慢大会を台湾で開催するということを知りました。今回のJOG(720)でさらに思いを新たにした次第です。いただいたメールの一部を紹介します。

__________
 NHKのど自慢が、6年ぶりに海外での収録を行いました。場所は、ここ台湾です。

 台湾では、「のど自慢」を台湾で開いてもらうために、8年も前から、2万人の署名をNHKに届けていたのですが、政治的な理由もあって何度も何度も断られたそうです。

 今年は、台湾の日本人会50周年だったこと、そして、東日本大震災で、台湾が多額の義援金を送ったこともあり、NHKのど自慢が、やっと実現したそうです。

 NHKからは50名のスタッフが台湾に。台湾の日本人会から、200人が、ボランティアスタッフとして協力しました。

 出演の応募数は海外公演としては過去最高の1480組。そのうち、予選会で歌うことができるのは、250組です。私は運良く同僚と応募し、250組に選ばれました。

 予選会に行ってみて、びっくりしました。台湾の方が9割なのですが、とてもとてもうまい!ということです。「13番、ありがとう」という言葉はつたないのですが、歌が始まった瞬間、日本人顔負けのうまさなのです。18歳の高校生から、日本統治時代を経験された84歳のおばあちゃんまで、それぞれの環境で日本語の歌を覚えられたのです。

     (省  略)

予選会の次の日、本番がありました。台湾と日本をつなぐ、エピソードがすごかったです。
    (省   略)
    
とてもいい番組に仕上がると思います。
ぜひ、ごらん下さい。

放送日
10/29(土)夜7:30〜8:43
http://www.47news.jp/CN/201110/CN2011100201000670.html
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 何はともあれNHKがこのような番組にやっと取り組むことにより、日台間の絆が深まることは嬉しい限りです。

 伊勢さんがおっしゃるとおり、「恨みを忘れない」という他の近隣諸国に比べれば、日台間のこころのつながりは、特筆に値する。

まさに正論です。


■台湾各地での日本応援風景(HIDEっちさん)

 いつもメールマガジンを有り難うございます。はなはだ不眞面目な讀者ですが、「JOG- mel No.720 大震災で深まった日台の絆」を拜見しまして、ゐても立ってもゐられなくなり、震災後の私自身の體驗をご報告させて頂きます。

1. 震災當日の17時30分から、インターネットsmsのFacebookで
は、「百萬人集氣!!請大家為日本及其人民集氣祈福(日本と国民の
皆様が無事でいるよう、皆さんで祈りましょう。頑張って、台湾で
皆様を支持します)」といふイヴェントが開始されました。

 臺灣の方達が、自分の手のひらに青いペンで「日本の平安を祈ります」と書いて、その畫像を掲載するといふものです。若者をはじめとして、たちまち多くの畫像が寄せられました。名もなき多くの臺灣の方々が、我が事のやうに日本のことを思って祈って下さったのです。

 皆樣と同じく、「一體日本はこれからどうなってしまふのか」といふ不安で一杯だった私にとって、大きな心の支へになりました。

Facebookを利用されてゐる方は、こちらからご覧になれます。
http://www.facebook.com/event.php?eid=196867053679649

Facebookを利用されてゐない方は、こちらからどうぞ。
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=eKduLvFwGGw#!

2. 今年の4月はじめ、震災前から豫定してゐた臺灣旅行に、思ひ
切って出かけました。複雑な思ひで台北市内を歩いてゐますと、至
る所に「日本ガンバレ!」「日本加油」といった、日本の復興を應
援するポスターや幟が掲げてあるのが目に入りました。

 また、どのコンビニエンスストアにも、日本復興を願ふポスターと、義援金の募金箱が設置されてゐたのです。

 今、日本では、がんばってる人にガンバレと言っちゃいけないとか、がんばれない人にガンバレと言っちゃいけないとか言はれてゐますが、この臺灣の方々の「日本ガンバレ!」は、心に染みました。

 震災直後に旅行などして良いものかとも思ひましたが、圖らずも臺灣の方々から心づくしの應援を頂けまして、思ひ切って來てよかった、と思ひました。

こちらはその際の畫像です。Facebookを利用してゐない方も、ご覧
頂けます。

http://www.facebook.com/media/set/?set=a.292928424065213.78579.100000441747006&type=1&l=a1defc53f2

3. イギリスの作曲家、フィリップ・スパーク氏は、これまで自分
の作品を愛し、数多くの演奏を残してくれた日本が被災したこと
に、大きく心を痛めてをられました。

 そこで氏は、日本の震災復興を願ひ、自身の作品を改訂して作った「The Sun Will Rise Again - 陽はまた昇る」といふ吹奏樂曲を緊急出版しました。氏は、この樂譜で得られる印税を、すべて震災復興のために寄付するとのことです。

 私の所属する吹奏樂團でも、早速樂譜を購入し、6月の定期演奏會で採り上げました。現在、學校から一般の吹奏樂團、プロの吹奏樂團、自衛隊の音樂隊など、日本中の多くの吹奏樂團によって演奏されてゐます。
http://www.youtube.com/watch?v=lTw8O-OXPBs

4. 終はりに。大變に痛ましい震災で、今もなほその傷痕が生々しいですが、國内のみならず、海外の多くの方々から、これほどまでのご支援を頂けたといふことは、心に刻んでおくべき、我が國の歴史的事實でありませう。

 一方で、平時における北朝鮮の私學の學費を全額負担することを「國交がない」にも關らず易々と決定しても、緊急時における臺灣の私費留學生への援助は「國交がない」といふ理由で除外するといふ、著しくバランスを欠いた、非情な判斷を、現政権が下したといふことも、また我が國の歴史的事實であるといふことを、決して忘れてはならないと思ひます。


■親日の国々を大切にできる政府を作らなくては(AZUさん)

 自分達が困った時に、真の友は良く分かります。今回の東日本大震災でも、台湾の人々の温かいご支援は、ほんとうに嬉しく思いました。

 なのに、日本政府は、私達に牙を向ける反日の国ばかりに支援や感謝を述べるのは、とてもおかしいことだと感じます。

 今の政府がしている事は、私達国民のためではなく、反日の国の為の政策でしかありません。

 震災で、今まで気づかなかった真実が明らかにされてきたように思います。一刻も早く、私達日本人の為の国を作ってくれる政府、そして親日の国々を大切にできる政府を作らなくてはいけないなと痛感します。



■”ありがとう台湾”のシャツを着て台湾旅行(markkunさん)

 貴サイトで数々のことを知りました。この年で恥ずかしながらではありますが、ありがとうございます。知るまでは、日本人としてのアイでデンティティを持てていませんでしたが、おかげで今は持てるようになりました。

 平たい言葉でレベルが低いですが、書かれていること全てが「そう、日本人ってそうだよね!」と思うものばかり。サイト維持、大変でしょうがこれからも頑張ってください。

 今回の台湾とのこと、本当に台湾の方々に感謝であります。しかし、台湾への有志の新聞出稿、残念ながら事前に知ることできず、協賛できませんでした。

 そこで今月かみさんと、10数年ぶりの海外旅行、台湾に行ってきました。ユニクロで、”ありがとう台湾”の文字”を入れたシャツを製作。4日間着て台湾観光を過ごしました。小さなことです。しかし気持ちだけは伝えたつもりです。



■台湾支援団体が直接義捐金を渡す活動をしていた(恒美さん)

 いつも貴重な情報をありがとうございます。今回、台湾の支援に関する内容に関し、ぜひお伝えしたいことがあります。

 7月の28日から30日まで気仙沼へボランティア活動に行きました。都内にある新現役ネットという組織(岡本行夫理事長)が気仙沼ボランティア団体(聖敬会)からの依頼で行った傾聴ボランティアへの参加でした。その気仙沼で、台湾からの被災者支援の民間団体と一緒になりました。

 その団体が世界から集めた義援金を直接被災者に渡す活動をしていました。今回はバス2台で120人が参加しており、3泊4日の支援の旅とのことでした。日本語を話せる人もいて、礼儀正しい団体で、日本支部もあるとのことでした。

 一回に数億円を準備して、震災地を回って直接義捐金を渡していると聞きました。日本のマスコミに取り上げられることはなかったようですが、被災者にとっては貴重な直接支援だと感じました。このような活動を行うために、何度か支援ツアーを実施しているとのことでした。マスコミ報道は一切されていないと思います。

 台湾は東日本大震災の支援では世界一の国です。しかも官民で総力をあげての支援には感謝するばかりです。今回、台湾の支援をなぜマスコミが報道しないのかを知ることができました。いろいろな手段でマスコミの記事にならない貴重な事実を知らせることの必要性を感じます。

 感謝を忘れてしまう国に未来はないと思います。今回は良識ある民間の対応を知り少し安心することができました。今後ともよろしくお願いいたします。

■伊勢雅臣より

 台湾の人々とは、人情が通じますね。

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