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zoom RSS JOG(630) 「太陽の国」の温もり

<<   作成日時 : 2010/01/10 08:00   >>

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「太陽は変わることなく輝いて そよ風に微笑みながら 一人一人をおだやかに見守っている」


■1.「しあわせは今いる場所で気づくもの」

 皇居前広場で人気ボーカルグループEXILE(エグザイル)の歌声が荘重に響いた。全員黒の三つ揃いのタキシード姿である。

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「太陽の花

「この道を歩きながら
名も知れぬ花に見とれ
立ち止まる私でありたい

「この道を歩きながら
移りゆく空の色を
見逃さぬ私でありたい

「しあわせはまわりに溢れている
しあわせは今いる場所で気づくもの

「太陽は変わることなく輝いて
そよ風に微笑みながら
一人一人を
おだやかに見守っている」
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 昨年11月12日の晩、「天皇陛下御即位20年をお祝いする国民式典」でのことだ。6万人の人々が集まり、両陛下は二重橋からご覧になった。歌詞は奉祝曲 組曲「太陽の国」の第3部「太陽の花」である。ビデオはインターネット上でも公開されているので、「太陽の花 国民式典」等で検索していただきたい。

「100年に一度の大不況」「高齢化社会」など、暗いニュースばかり流される中で、道ばたの名も知れぬ花、移りゆく空の色など、「しあわせはまわりに溢れている、しあわせは今いる場所で気づくもの」というメッセージには、はっとさせるものがある。


■2."いまどきの若者は"...頑張っている

 EXILEが起用された理由を、作詞を担当した秋元康氏は、次
のように語っている。[「女性セブン」12月3日号、1,p12]

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「天皇陛下の御即位二十年をお祝いする曲ですから、いちばんは"いま"の若者が歌うのがいい、まずそう考えました。

「それで想起したのがEXILE、彼らは夢を抱いて一途にレッスンし、さまざまな試練や葛藤を乗り越えて成功した、その真摯な生き方に共鳴する人が多いと思ったからです。

「昨今、"いまどきの若者は"などといわれますが、彼らを通じて"日本の若者も頑張っています"というメッセージを伝えたいと、そう思ったわけです。」
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 ボーカルの一人HIROが、EXILEの前身のダンスグループ「JAPANESE SOUL BROTHERS]を結成したのが、平成3年。「EXILE」と改名し、歌がヒットし始めたのが平成15年。そして一昨年、昨年と2年連続して日本レコード大賞を受賞している。ここまで来るのに20年近くもの「頑張り」があった。

 そしてその20年は、陛下御即位後の20年とほぼ重なっている。彼らこそ「頑張っている平成日本の若者」の代表と言えよう。


■3.「僅(わず)か数分の晴れ舞台のために」

 そのEXILEの歌い踊る姿を、祭典に参列したミュージシャンの宇崎竜童さんはこう語った。[1,p42]

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「EXILEの二人も立派に歌い上げたと思います。あの寒さの中であれだけ声を張るというのは、実は大変なことなんです。私がやれと言われたら、できるかどうか分からない。でも、あの二人は抜けるいい声で見事に歌いきった。EXILEって本当に歌が上手いんだなあって感心しました。

「だから、彼らはその分、僅(わず)か数分の晴れ舞台のために、当日も相当準備していたはずですよ。ダンサーの人たちも、直前まで一生懸命動いて体を暖めていましたし。

「これは彼らだけでなく、舞台で演奏した人たちみんなそうだったと思います。オーケストラの方々も、特に管楽器はある温度を保てないと音程も保てませんから、ステージに上がるまでに楽器に息で温かい空気を入れていたと思いますし、バイオリンの人たちもたぶん楽器を手で温めたりしていたでしょう。

「あの日はとても寒かったですが、その意味で舞台における全ての表現、そしてそこに至るまでの全てのことが、身の引き締まる緊張感をもって進められました。だから、逆にあの日はあの寒さでよかったのかなあと思いましたね。あの日があの寒さだったということにも、何か意味があったんじゃないかと。」
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 大変な寒さの中で、わずか数分のためにEXILEもオーケストラの人々も皆が一生懸命準備をした。その姿はまさしく「頑張っている平成日本の若者」である。

■4.「どうもありがとう」■

 そんな「寒さ」の中で、宇崎竜童さんは、ある「暖かさ」を感じたという。[1,p41]

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「それから、天皇陛下がお言葉を述べられましたが、皇居前に集まった人々へのお気遣い、ニュースを通して報道の向こう側にいる国民全員に対するお気遣い、今の日本の世情、経済状態、当日の寒さへのお気遣い----ご自分がお祝いされる側のお立場でありながら、全部、私たちに向けられたお言葉なんですね。最後に「どうもありがとう」と言われたときには、本当に胸が熱くなりました。
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 天皇陛下のお言葉は次のようなものだった。

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「即位二十年にあたり、ここに集まられた皆さんの祝意に深く感謝します。即位以来、二十年の月日がたったことに深い感慨を覚えます。

「この間には、日本で、また世界で、さまざまなことが起こりました。日本は高齢化の進展と厳しい経済状況の中にあり、皆さんもさまざまな心配や苦労もあることと察しています。

「日本人が戦後の荒廃から非常に努力して、今日を築いてきたことに思いを致し、今後、皆が協力して力を尽くし、良い社会を築いていくことを願っています。

「きのうの激しい雨に、きょうの天候を心配していましたが、幸いに天気になり、安堵しました。しかし、少し冷え込み、皆さんには寒くはなかったでしょうか。

「本当に楽しいひとときでした。どうもありがとう。」
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■5.「暖かいな」■

 確かに、この陛下のお言葉には、国民とお祝いに参集してくれた人々への「お気遣い」だけで、「私」はない。宇崎さんはこう続ける。

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「今は、若い人たちも年寄りも含め、誰もが「俺が」とか「私は」とか、自分にしか興味を持たない時代になってしまっていると思うんです。『自分探し』と言ってインナートリップして、他人のために何かをするという考え方ができない。・・・

「でも、天皇陛下にはその『私』がない。そのことが、最後の『ありがとう』という一言にすべて集約されていて、もう何とも言えない気持ちになりました。すごいなあと思います。あのすごさこそ、何にも替えがたいものではないでしょうか。
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 宇崎さんは、この式典に参加して、「君が代」を声を張り裂けんばかりに歌ったり、二重橋に届けとばかり「天皇陛下万歳」と声をあげている自分にびっくりしたという。なぜ、「君が代」や「万歳」が素直に出てきたのか?

___________________
「国民祭典が終わった瞬間に、自分の中の『なぜ』が全部解けた気がしました。

「EXILEをはじめ、当日あの場に出席したミュージシャンたちが、次の日どのように自分の仕事に向かっていたかは知りませんが、少なくとも私は、あそこから自分のステージに帰ってきたときに「暖かいな」と思えました。
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 寒さの中で、陛下のために一生懸命に準備したEXILE、そして参加者の寒さを気遣われる陛下。それはお互いのことを思いやる暖かい世界だったのである。


■6.「太陽は変わることなく輝いて」

 さて、冒頭に引用した「太陽の国」の歌詞はこう続く。

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「この道を振り返り
誰かの頬の涙を
思い出す私でありたい

「悲しみも時には巡るけど
悲しみもそのうち晴れる通り雨

「太陽は変わることなく輝いて
青い空 両手を広げ
そのぬくもりを
平等に与えてくれる

「光の花
降り注ぐ
生まれた国
いつまでも忘れない

「太陽は変わることなく輝いて
そよ風に微笑みながら
一人一人を
おだやかに見守っている

「太陽は変わることなく輝いて
美しい夕暮れの時
また日が昇る
しあわせを教えてくれる

「太陽は(太陽は)
永遠に(永遠に)」
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 この「太陽」が天皇・皇后両陛下であることはあきらかである。作詞をした秋本康氏はこう語っている。[「女性セブン」12月3日号、1,p12]

___________________
「太陽というのは、いつも輝いている存在なんですね。曇り空やどしゃぶりのときでも、太陽は私たちの上にある。両陛下は、その太陽のような存在であられると思うのです。」"""""""""""""""""""

 時には我々を悲しみの雨雲が覆うこともあるけれど、その上には太陽がいつも変わることなく輝いて、宇崎竜童さんが感じたような「暖かさ」を与えてくれる。そんな「太陽の国」、それが「日の本の国」日本である。


■7.「光の花 降り注ぐ国」に生まれた「しあわせ」

 陛下のお言葉で「皆が協力して力を尽くし、良い社会を築いていくことを願っています」という一節に注目したい。両陛下がつねづね願い、祈られているのは、国民が互いに励まし合い、助け合っていく国の姿である。[a,b]  寒さの中でEXILEやオーケストラが頑張った姿は、その良き一例である。

 そしてその「頑張り」の原動力は、国民一人ひとりが「互いのため」「公のため」を思う気持ちである。その気持ちを最も純粋に体現されているのが、陛下である。宇崎さんが「天皇陛下にはその『私』がない」という陛下の大御心は、国民が互いを思いやる心の良き象徴なのである。

 大不況や高齢化という雨雲が覆っても、その上には、いつも無私の御心で国民に「光の花」を送ってくれる両陛下がいらっしゃる。我々は心の中でその光を受けて、互いのため、公のために頑張る。そういう「光の花 降り注ぐ国」に生まれた幸せに気がつかねばならない。 (文責:伊勢雅臣)

■リンク■

a. JOG(120) 「心を寄せる」ということ
 国民が「心を寄せ」合い、相互に「助け合う」姿が、今後の我が国のありかた
http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/jogbd_h12/jog120.html

b. JOG(581) 国民の幸を願われ20年
 両陛下は180回のご巡幸で全都道府県514市町村を訪問され、770万人の奉迎を受けられた。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/jogdb_h21/jog581.html

■参考■
(お勧め度、★★★★:必読〜★:専門家向け)
→アドレスをクリックすると、本の紹介画面に飛びます。

1. 日本青年協議会、「祖国と青年」H21.12
http://www.d7.dion.ne.jp/~seikyo/

■「『太陽の国』の温もり」に寄せられたおたより

■喜明さん(67歳)より

 日本をなくす人達で作られた今の政権を、今年は本来の日本に戻すため、一人一人がより勉強することが求められていると思います。

 今日の「太陽の國」の温もりのメールのように、万世一系をいただく日本の天皇の有り難さを、特に、次代の人達にきちんと伝えていくことが我々年配者の努めと思います。

 今回の天皇陛下ご即位二十周年も国民の祝日にしてお祝いすべきものですが、民主党の反対で出来なかったといわれています。

 本当にまともな國にするべく出来る範囲で少しでも努力していきたいと思います。

 でも、今回のメールでエグザイル、秋元さん、宇崎さんなど若い方々が日本の素晴しさをご理解されていることに安心するとともに、今後益々のご活躍をお祈りいたします。

■ゴンチートさん(女性)より

 一人密かに思い続けてきたことを、こうして公の場で目にすることができた幸せを、感謝しています。一人でも、天皇皇后両陛下を国の太陽だと言ってくださる方がいらしたことに、深い感動を覚えています。

 長年、海外で暮らしました。自分の国の素晴らしさ、雄々しさ、文化の高さを認識したとき、どれほどの感動にまみれ、感謝にぬかずいたか知れません。今在る私は、自分の力でここに存在するのではなく、営々と紡がれてきた歴史の先端に、多くの恩恵とともに在ることを常に感謝しております。

 外国の人々が、天皇家を敬いあがめてくださっている事実を、我々国民はあまりにも知らないと思います。天皇家が日本に在るがゆえに、私が日本国民であるがゆえに、いわれなき尊敬と信頼をいただきながら暮らせた私の海外での時間を、深く深く日本と日本国民にささげています。


■編集長・伊勢雅臣より

 愛国心とは、先人や皇室に対する感謝と報恩から始まるものだと思います。



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