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zoom RSS No.472a 沖縄戦「住民自決命令神話」を覆す新証言と抵抗するマスコミ・教科書

<<   作成日時 : 2006/11/20 04:47   >>

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「住民自決命令神話」を覆す新証言が出てきているが、偏向マスコミは無視し、教科書は検定をくぐり抜けている。


■1.高校教科書検定、沖縄戦「住民自決命令」を修正

(初出 Wing1268 同題 H19.04.02)

 3月31日、高校教科書検定で沖縄戦「住民自決命令」の部分が修正された、と報道された。この「住民自決命令」については「国際派日本人養成講座」472号[a]で紹介している。産経新聞はこう報じている。

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 沖縄戦の集団自決は、前回の検定まで軍の強制を明記した教科書もすべて合格していたが、文科省は今回から方針を転換した。「日本軍は(中略)くばった手りゅう弾で集団自害と殺しあいをさせ」と記述した教科書には「沖縄戦の実態について誤解するおそれのある表現」と検定意見で修正を求めた。出版社側が修正して合格した。

 沖縄戦の集団自決をめぐっては、昭和25年に沖縄タイムス社から出版された『鉄の暴風』で、渡嘉敷島と座間味島で守備隊長が命じたと記述。多くの出版物に引用され、教科書に記述されてきた。
 しかし、作家の曽野綾子さんが渡嘉敷島を現地取材して48年に出版した『ある神話の背景』で軍命令説に疑問を投げかけたほか、座間味島の生存者の女性が「軍命令による自決なら遺族が遺族年金を受け取れると説得され、偽証をした」と話していたことが、女性の娘の著書で明らかになっている。

 また、作家の大江健三郎氏らの著書で自決を命令したとされ、名誉を傷つけられたとして、座間味島の守備隊長だった元少佐らが大江氏らを大阪地裁に提訴。文科省はこの訴訟での元少佐の陳述書が検定方針変更の大きな要因としている。[1]
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 これも大江氏らへの裁判を通じて、歴史の真実を明らかにしたいという人々の貴い努力の成果の一つである。改めて感謝と敬意を捧げたい。

 しかし、実際に教科書がどう改訂されたのかを見ると、どこが変わったのか、違い探しに苦労するほどだ。最も記述文字数の多い「実教出版・日本史B」の改訂前後を比べてみよう。

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改訂前:

 日本軍により、県民が戦闘の妨げになるなどで集団自決に追いやられたり、幼児を殺されたり、スパイ容疑などの理由で殺害されたりする事件が多発した。

 改訂後:

 日本軍は、県民を壕から追い出したり、スパイ容疑で殺害したりした。また、日本軍のくばった手榴弾で集団自決と殺し合いがおこった。犠牲者はあわせて800人以上にのぼった。
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 改訂後の方が「日本軍のくばった手榴弾で」とか、犠牲者「800人以上」などと、表現がよりリアルになり、かえって日本軍の「冷酷さ」を強調する表現になっている。

「集団自決命令」の虚構が明らかにされた後でも、これだけ日本軍を悪し様に記述しようとする執念は、もはや確信犯としか言いようがない。次世代の日本人に対して、国家への憎悪をすり込もうという悪意ある(本人は善意のつもりだろうが)執筆者をどう排除すべきか。文科省の検定だけでは不十分なことが今回の検定でもよく判った。

 一般国民の常識から各教科書の正常さを評価し、こういう偏執狂的な教科書を採用しないよう、各地方で努力するのが正攻法であると思われる。良識ある教師の方々が立ち上がってくれたら、と思う。


■2.沖縄戦「住民自決命令」神話を覆す新証言

(初出 Wing1406 同題 H20.02.25)

「沖縄戦において日本軍が住民に集団自決を強要した」という説が崩壊しつつあることは、国際派日本人養成講座472号[a]で紹介したが、新たにそれを否定する証言が現れた。

 2月23日付産経新聞は、次のように報じている。[2]

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 証言したのは、座間味村で民宿などを経営する宮平秀幸さん(78)。沖縄戦(昭和20年3〜6月)の当初、15歳の防衛隊員として、同島に駐屯した海上挺進隊第1戦隊長、梅沢裕少佐の伝令役を務めていた。

 宮平さんによると、同島に米軍が上陸する前日の昭和20年3月25日午後10時ごろ、野村正次郎村長、宮里盛秀助役ら村三役と国民学校長、役場職員、女子青年団の宮城初枝さんが、梅沢少佐のいる本部壕を訪ねた。

 そこで、宮里助役らは「明日はいよいよ米軍が上陸する。鬼畜米英にけだもののように扱われるより、日本軍の手によって死んだ方がいい」「すでに、住民は自決するため、忠魂碑前に集まっている」などと梅沢少佐に頼み、自決用の弾薬や手榴(しゅりゅう)弾、毒薬などの提供を求めた。

 これに対し、梅沢少佐は「そんなものは渡せない。われわれの役目はあなた方を守ることだ。なぜ自決させなければならないのか。ただちに、集まった住民を解散させ、避難させよ」と命じた。

 村側はなお懇願し、30分くらい押し問答が続いたが、梅沢少佐が「おれの言うことが聞けないのか」と弾薬類の提供を強く拒否したため、村の幹部らはあきらめ、忠魂碑前に向かった。

 同日午後11時ごろ、忠魂碑前に集まった約80人の住民に対し、野村村長は「部隊長(梅沢少佐)に自決用の弾薬類をもらいにいったが、もらえなかった。みなさん、自決のために集まってもらったが、ここでは死ねないので、解散する」と話した。このため、住民たちはそれぞれの家族の壕に引き返したという。

 宮平さんは「私は、本部壕での村側と梅沢隊長のやりとりと、忠魂碑前での野村村長の指示をすぐ近くで聞いていた」と話す。

 その後、村長ら村三役や国民学校長らとその家族はそれぞれの壕で集団自決したが、宮平さんら多くの住民は自決を思いとどまり、翌26日に上陸してきた米軍に捕らえられるなどした。宮平さんは米軍の迫撃砲で左足を負傷し、自分の家族の壕に戻ったところを米軍に見つかったという。
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画像
忠魂碑の前で村長が解散命令を出したと語る宮平さん
http://banmakoto.air-nifty.com/blues/2008/03/20_cfc8.html


 宮平さんは、その翌日の事もこう語った。[3]

__________
 村長の解散指示が出された後の3月26日未明、宮平さん一家7人は梅沢少佐の配下にあった整備中隊の壕(ごう)に行った。そこで、秀幸さんが中隊長の中尉に忠魂碑前で自決できなかったことを話すと、中尉は「死に急ぐことはない。1人でも多く生き残るべきだ」と話し、軍が保管していた玄米、乾パン、乾燥梅干しなどを与えられた。

 宮平さん一家は第1戦隊第2中隊の壕でも、別の中尉から、コンペイトウ、ミカンの缶詰、黒糖アメなどをもらったという。

 日本側の記録によれば、その後、いずれの将校も米軍に斬(き)り込み、戦死している。
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 梅沢少佐の「われわれの役目はあなた方を守ることだ」、その配下の中尉が「1人でも多く生き残るべきだ」と語りながらも、自分たちは米軍に斬(き)り込み、戦死している所に、最後まで国家国民を護ろうとする武人の精神が窺われる。


■3.沖縄住民自決の新証言を報道しない沖縄タイムズ

(初出 Wing1415 同題 H20.03.17)

 沖縄県座間味村で民宿などを経営する宮平秀幸さん(78)が、自決用の手榴弾などを求める住民に対し、軍が「そんなものは渡せない。われわれの役目はあなた方を守ることだ。なぜ自決させなければならないのか。ただちに、集まった住民を解散させ、避難させよ」と命令していたことを証言した。[前項]

 あきらかに軍が住民に集団自決を命令したという「神話」を覆す重要証言である。宮平秀幸さんは3月10日に沖縄県庁で記者会見を開き、当時の状況を改めて語った。

 だが、この会見は地元の有力2紙、沖縄タイムスと琉球新報には報じられなかった。宮平氏は以前、両紙に「集団自決について真実を話したいから、取材に来てほしい」と申し入れたが、どちらも取材に来なかったという。[4]

 ちなみに各新聞のデータベースで「宮平秀幸」で最近1ヶ月を調べてみると、記事が出てきたのは産経新聞のみ。朝日、読売、毎日、共同通信ともすべてゼロだった。

 2万人程度の抗議集会が「『集団自決強制』削除、沖縄11万人抗議」などとと誇大に報道され[b]、自らに都合の悪い証言は、まったく無視する。これでは報道機関ではなく、宣伝機関である。

 わが国が真の自由民主主義国家であるためには、こうした事実から我々を目隠ししている宣伝機関を打破していく必要がある。



■リンク■

a. JOG(472) 悪意の幻想 〜 沖縄戦「住民自決命令」の神話
「沖縄戦において日本軍が住民に集団自決を強要した」との神話が崩されつつある。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/jogdb_h18/jog472.html

b. JOG(537) 何を目指すか、沖縄タイムス
 反日意識を煽り、米軍の撤退を要求する、その先にあるものは?http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/jogdb_h20/jog537.html

■参考■

1. 産経新聞、「高校教科書検定 沖縄戦集団自決 軍強制を改訂 文科省、7カ所に修正」、H19.03.31、大阪朝刊、1頁 

2. 産経新聞、H20.02.23、「集団自決、隊長はいさめた 沖縄・座間味 日本軍強制説否定する新証言」、東京朝刊、1頁

3. 産経新聞、H20.02.23、「沖縄集団自決新証言 中尉『死に急ぐな』 軍保管の乾パン手渡した」、東京朝刊、2頁

4. 産経新聞、「【土・日曜日に書く】論説委員・石川水穂 閉ざされた沖縄の言語空間」、H20.03.15、東京朝刊、13頁

以上

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