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zoom RSS No.432 捏造記事の作り方

<<   作成日時 : 2006/02/12 01:20   >>

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 建築士の偽装設計と、新聞社の捏造報道とは、職業の使命への背任という点では同じはないか。

(原題「姉歯の設計、朝日の報道」)

■1.朝日に姉歯を糾弾する資格があるのか?■

 朝日新聞は、耐震強度を偽装して手抜き工事設計をした姉歯建築士を次のように厳しく糾弾している。

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 住民の安全を犠牲にして金をもうけるような行為は許されることではない。警察は厳しく刑事責任を追及すべきだ。(平成17年12月21日付社説)
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 しかし、朝日に、これを言う資格があるのだろうか。建築士が偽装設計をするのと、新聞社が捏造記事を報道するのは、職業使命に対する背任行為という点では同じではないか。

 同様に、株価をつり上げるために虚偽の情報を流したライブドア、そして建築確認後に身体障害者用の施設を不法に改築していた東横インへの糾弾も手厳しい。

 日頃、捏造・偏向記事を濫発している朝日新聞には、ライブドアや東横インを糾弾する資格があるのだろうか。


■2.なぜ、朝日にこれほど虚報・誤報が頻発するのか。■

 弊誌401号[a]では「朝日の3ホンダ」を紹介した。日本軍将校が中国で「百人斬り競争をした」とでっち上げて、将校遺族から訴えられている本多勝一。沖縄のサンゴ礁を自分で傷つけた上で、環境破壊を戒める写真を創作した本田嘉郎。そして平成17年1月にNHKの「慰安婦」番組に安倍晋三・中川昭一が圧力をかけたと事実無根の報道をした本田雅和。

 他にも中韓の歴史教科書干渉のきっかけを作った教科書検定誤報事件[b]、秋岡・中国特派員の林彪失脚を隠した報道[c]など、弊誌で紹介しただけでも捏造記事は枚挙にいとまがない。

 なぜ、朝日にばかり、これほど捏造記事が頻発するのか。その土壌を実体験から明かした本が出た。元朝日新聞記者・烏賀陽(うがや)弘道氏の『「朝日」ともあろうものが』である。[1]


■3.デスクの「捏造自慢」■

 烏賀陽氏は昭和61(1986)年に大学を卒業して、朝日新聞に入社した。初任地は三重県の津支局だった。約2年の間に二人の「デスク」の下で記事を書いた。

 デスクとは支局に一人か二人いて、記者の書いた原稿を読んで、文章や事実関係をチェックする。記者が捏造や偏向記事を書かないよう監督するのもデスクの大切な仕事である。烏賀陽氏を監督した二人目のデスクはこんな人物だった。

__________
 当時40歳すぎのオジサンで、土色の顔に黄色く濁ったギョロ目が充血していて、いかにも大酒飲みという風貌だった。夜になると、まだ朝刊の入稿も終わっていないのに酒を飲み始める。酔う。ぐにゃぐにゃになる。すると大声で自分の「捏造自慢」を始めるのである。

 彼の「自慢の一作」は、「電車の中の珍妙な忘れ物」だった。今でもあるのかどうかわからないが、80年代は旧国鉄が「忘れ物白書」を発表していたそうだ。

彼はそれに自分で創作した「珍妙な忘れ物」を書き加えていた、と自分で言うのである。その言葉によると、位牌、遺骨だとかヘビだとか、そういう珍妙な「忘れ物」を記事に入れておくと、記事の扱いが大きくなるのだそうだ。

 こういう話を、入社1、2年目の若い記者を前に、指導監督の責任者であるデスクがトクトクと話すのである。[1,p193]
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■4.「いいんですよ、誰にも迷惑かけないんだから」■

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「発表した国鉄の人がさあ、次の日の朝刊を見て「こんなこと、ウソですよね」って真っ青な顔で言うんだよなあ。ハハハ」

 こちらは絶句。どう返していいのかわからない。「はぁ」

「でさあ、言ってやったの。『いいんですよ、誰にも迷惑かけないんだから』って。そしたら国鉄の人『新聞っそんなものなんですか』って感心してたよ。ハハハ。」[1,p194]
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 烏賀陽氏は、これを聞いて悪寒がした。「せしめたワイロの額を自慢する警察官や、預金の横領を自慢する銀行員」と同じではないか。現在で言えば、偽装設計で儲けた額を自慢する建築士や、虚偽情報を流してつり上げた株価を自慢する経営者という所だろう。

 このデスクの「捏造」はこの程度ではなかったらしい。

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「おれさあ、昔さあ、記事まるごと捏造しちゃってさあ、バレちゃったんだけどさあ、訂正しようもないくらいデカいウソだったから訂正も出なかったよ。ワハハハ」
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■5.「『魔の道路』と近所は恐れていた」■

 このデスクは、烏賀陽氏の原稿にも捏造の腕前をふるうことになる。昭和61(1988)年4月の事である。伊勢市で、下校途中の小学1年生二人が車にはねられ、一人が死亡、もう一人が重傷という事故が起こった。

 烏賀陽氏は現地に行っていたのでは記事の締め切りに間に合わないのでので、やむなく近所の家に次々と電話して聞き込みをした。何人かに話を聞くうちに、この道路が通学路なのに歩道もろくになく、しかもトラックの行き交う、本当に危ない道だということが分かってきた。これを600字ほどの記事にまとめ、デスクに提出した。

 その記事が組み上がってファックスで送り返されたのを見た烏賀陽氏は唖然とした。自分の記事の最後に、デスクが次の一行を勝手に付け加えていたのである。

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 近くの子どもたちや主婦たちはこの道路を「魔の道路」と呼んでいた。
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 そして、本社の整理部がこの一文を使って「『魔の道路』と近所は恐れていた」という見出しをつけていた。

 烏賀陽氏はデスクが一文を付け加えた理由が飲み込めた。整理部が見出しをつけやすくし、ニュースの扱いを大きくして貰うためなのである。


■6.「こう書いて誰かが困るわけじゃないからさっ」■

 烏賀陽氏は自分の書いた原稿に対して、こうも目の前で堂々とでっち上げをやられて、我慢できなくなった。

「これは一体、何ですか」と、デスクに詰め寄ったが、彼は酒臭い息を吐きながら、「いいんだよっ、こう書いて誰かが困るわけじゃないからさっ」

__________
ぼくはデスクに本気で怒鳴った。「いい加減にしろ!」

横の机で仕事をしていた10年ほど上の先輩記者が立ち上がった。こちらに加勢してくれるのかと思ったら、ちがった。「こら! デスクにそんなふうに怒鳴っちゃいかん!」
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「朝日の3ホンダ」の一人、本田嘉郎が、沖縄のサンゴ礁を自分で傷つけた上で、環境破壊を戒める記事を捏造したのは、この翌年である。この件に関して、烏賀陽氏はこう考える。

__________
 サンゴ事件は「捏造に手を染めたカメラマンがいて、その不正を管理職が見抜けなかった」という「単独犯」の構図で決着した。懲戒免職されたのはカメラマン一人だった。

が、そのカメラマンも、入社して仕事を始めた当初から、そんな手口を知っていたわけではあるまい。彼はどこかでこういう悪事を覚えたのだ。

これはぼくの推量だが、ぼくの上にいた捏造デスクのように「新聞なんて、そんなもんさ」「バレなきゃいいのさ」「誰にも迷惑かけてないから、いいのさ」とささやく先輩か上司がいたはずだ。そうでなければ、捏造そのものを思いつかない。[1,p199]
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■7.捏造記事の名作「百円ラーメン」■

 烏賀陽氏の体験は、朝日の中で特異なものではないようだ。

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 これは社会部で働く同僚に聞いた話だが、「こういうコメントを取ってこい」と自分で「識者談話」を作文し、記者に取材させるデスクがいたそうだ。記者が聞いてきた談話が自分の作文と違うと、談話の方を作文に合わせて強引に書き換えるという。[1,p199]
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 また、朝日の記者仲間で「名作」として知られている捏造記事があったという。昭和62(1989)年、消費税が導入された頃、広島県版でその影響を取材した連載があり、その一つとして「百円ラーメン」という記事が書かれた。広島市内の中華料理屋で、老夫婦がラーメンを長年百円のまま値上げせずに頑張ってきたが、消費税分を値上げするかどうかで悩んでいるという記事だった。

 記事が掲載された後、読者から「このラーメン屋に行きたい」という問い合わせが殺到して、それをきっかけに、まったくの捏造記事だったことが明らかになった。ご丁寧なことに「ラーメン 百円」の看板はその記者の「手作り」だったという。

 捏造がバレた後、さすがにその記者は秘密裏に取材現場をはずされていたが、やがて復帰して、その後、「『核』取材班」という肩書きで、核拡散防止について海外取材をして堂々と署名入りの連載記事を書いていたという。

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 その後は名前を紙面で見ない。彼ももうそろそろどこかでデスクぐらいになっているのかもしれない。[1,p207]
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 とすれば、新米記者に自らの捏造の腕前を自慢したり、「こういうコメントを取ってこい」と命じたりして、次世代の「朝日の3ホンダ」を育てているのかも知れない。


■8.「これを組織的腐敗と呼ばずに何と呼ぶのか」■

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 ちなみに、津支局でぼくの上にいた捏造デスクも、そのあと名古屋社会部の編集委員になり、十数年勤めて無事に定年退職した。記事が出たあと、支局長と社会部長に「あの『魔の道』はデスクの捏造です」と報告したのに、何の処分もなかった。握りつぶされたのである。

 気が狂いそうな話だ。捏造の現行犯なのに、朝日新聞の編集委員。給料を定年までもらい続けたのだ。

・・・バレたサンゴ・カメラマンはクビになり、バレなかった捏造デスクや百円ラーメン記者は処分なしでは、不公平なのだ。アンフェアなのだ。バレようがバレまいが、不正は不正として処罰しなくてはいけないのだ、不正を処罰せずに隠蔽すると、その組織内には「あんなことをやっても許されるんだ」という認識が広まり、さらに悪質なモラルハザードが蔓延する。・・・

 こういう不正を防げないこと、隠蔽することを、組織的腐敗と呼ばずに何と呼ぶのか。ぼくは自分が志して入った会社がこういう不正と隠蔽体質を根深く持っているのを現前で目撃して、虚しさと落胆に打ちのめされた。[1,p208]
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 サンゴ・カメラマンや百円ラーメン記者や捏造デスクは、おそらく朝日新聞の中でもごく一部の人間だろう。しかし、問題なのは、こういう輩をチェックし、排除する仕組みが朝日新聞社の中で無いか、あるいはあっても機能していないことなのだ。

「3ホンダ」の一人、本田雅和による「NHK圧力事件」では、朝日はNHKおよび安倍晋三・中川昭一両氏から訂正・謝罪を要求されているが、記事の根拠も示せないまま頬被りを続けている。経営陣からしてこういう姿勢では、自浄作用が働くはずもない。外にバレて、どうにも言い訳ができない時にのみ、トカゲの尻尾きりが行われるのである。

 人間の体に例えれば、捏造記者や捏造デスクは無数の正常な細胞の中に生まれた、一部のガン細胞なのだろう。正常な人体なら免疫力が働いて、ガン細胞が発生しても退治してくれる。朝日はその免疫力が働かない状態なのだ。だから、ガン細胞が次々と増殖して、繰り返し、捏造記事が流されるのである。


■9.たくさんの「気が狂いそうな話」■

 烏賀陽氏は、捏造以外にも一般人から見たら「気が狂いそうな話」をたくさん紹介している。

・津支局の2階の一室に住むことを強要され、なおかつ留守中に部屋を点検されて「持ち物が贅沢すぎる」と注意された話(「人権」感覚の麻痺)。

・米国で国際政治を勉強するために休職を希望したら「教養を深めるなんてことのために会社は時間をやれないぞ」「もっとしんどい持ち場にとばしてやるぞ」と脅された話(国際感覚の欠如)。

・朝日が主催する高校野球の報道には毎年4ヶ月50名もの新米記者を投入して、「わが社もの」の宣伝のためには紙面を惜しまないこと(「不変不党の原則」の無視)。

・オウム幹部とのインタビュー記事でその幹部から事前検閲を受けていた記者の話(「言論の自由」の放棄)

 朝日新聞がいかに左翼的な考え方を持とうと、その報道において、事実に基づき、不偏不党を貫き、言論の自由を守り、常識的な人権感覚・国際感覚の上に立っているのであれば、すなわちジャーナリズムとしての基本を守っているのであれば、構わないと思う。自由民主主義のルール内で、他誌や読者との議論や論争が成り立つからだ。

 しかし、実態はそうではないようだ。その左翼的な言辞が、ジャーナリズムの基本を踏み外した所から出ているのであれば、人民日報と同様のプロパガンダ紙に過ぎない。

 朝日新聞は東横インを次のように厳しく糾弾した。

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 東横インの違法な改築は、法律や条例を守っている多くの企業を裏切る行為だ。社会への重大な背信でもある。(1月28日付社説)
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 これを以下のように修正して、朝日新聞にお返ししたい。

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 朝日新聞の捏造記事の濫発は、事実に基づく不偏不党の報道というジャーナリズムの基本を守っている多くの報道機関を裏切る行為だ。社会への重大な背信でもある。
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(文責:伊勢雅臣)

■リンク■

a. JOG(401) 北風と朝日
 ある朝日新聞記者が北朝鮮擁護のために でっちあげ記事を書いたという重大疑惑。
http://www2s.biglobe.ne.jp/nippon/jogbd_h17/jog401.html

b. JOG(044) 虚に吠えたマスコミ
 朝日は、中国抗議のガセネタを提供し、それが誤報と判明してからも、明確に否定することなく、問題を煽り続けた。
http://www2s.biglobe.ne.jp/nippon/jogbd_h10_2/jog044.html

c. JOG(042) 中国の友人
 中国代表部の意向が直接秋岡氏に伝わり、朝日新聞社がそれに従うという風潮が生まれていた。
http://www2s.biglobe.ne.jp/nippon/jogbd_h10_1/jog042.html

■参考■(お勧め度、★★★★:必読〜★:専門家向け)
  →アドレスをクリックすると、本の紹介画面に飛びます。

1. 烏賀陽弘道『「朝日」ともあろうものが』★★、徳間書店、H17
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4198618844/japanontheg01-22%22

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ おたより _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/


■和魂洋才さんより

 30年余り前とちょっと古い話になりますが、大手商社の新入社員の頃、名古屋に配属され時々友人と通っていたスナックの女の子が、「ひどい、私の名前だけ使って、全然違うことが書いてあるのよ」という。

 話を聞くと、前夜仕事が終わり駅から出たところで、朝日の記者から当時実施されたタクシー料金値上げについてインタビューされたので、「色んな物価も上がって居るからタクシー料金の値上げもしょうがないんじゃない」と答えたとの事。

 ところが朝刊を見てみると、「生活が大変なのに、タクシー料金の値上げはひどい」と全く正反対のコメントにすりかわっているのに、自分の名前だけはXXX町XXさんとそのまま載せられている、との事。

 事例に挙げられていた件と全く同じ、自分の結論が先にあってそれに合わせた材料を探す、この件の場合は、気にくわなければ他の人にインタビューすればまだしも、そんな事もしないで全くのでっちあげを作り出しているわけです。

 これだけひどいのに何故部数が減らないのか不思議でなりません。実際は減っているのに、覆い隠しているのかも知れませんが。

 自己改革を促すには読者が購読を止めることしかないと思います。朝日の不正、不真実の報道を徹底的に暴き、訴えて、購読中止運動を起こすような勇気のある方が居ないものでしょうか。日本が正しい方向へ歩む為のもっとも度し難い障害が朝日新聞だと確信します。

■敏3さんより
 今号のテーマですが、内部の自浄作用が無いから捏造に継ぐ捏造を繰り返しているのかと納得させられる物があります。

 ただ、もっと心配な件は、"大学入試問題に出題された記事の件数が最多"とのCMを毎年聞くのですが、捏造が日常茶飯事の会社の言う事で、本当に入試問題を作っているのでしょうか?。

 本当であれば、真実を知らない受験生があまりにかわいそうであり、捏造が日常茶飯事の会社の言うような記事を試験問題に採用した側の良識を疑いたい、また、社会に捏造記事排斥の自浄作用が無いのでは?と考えたくなります。

■ 編集長・伊勢雅臣より

 朝日新聞の"大学入試問題に出題された記事の件数が最多"という広告に、偏向教育界と偏向マスコミの連携が現れています。


■「まるはげ」さんより

 私は、昨年に朝日新聞から産経新聞に乗り換えたものです。実は、朝日新聞購読の歴史は我が家の場合大変ながく、日露戦争当時はすでに購読していたようです。

 当時は我が家と、親族の家が2軒ほど隣接してあったようで(東京ではありません)、朝日を我が家でとり、それを毎日親族3軒で回し読みしていたとの事です。私が中学生の頃、明治10年生まれの祖父がそのように言っておりました。

 其の頃から考えるとほぼ1世紀近くの間、我が家は朝日をとりつづけ、私も結婚して独立してからも当然のように朝日を購読し続けてきたのでした。

 私自身も、戦後のタブロイド版でのブロンディの漫画や、サザエさん、夕刊のクリちゃんなど多くの思い出や記憶のある新聞ですが、朝日の取材姿勢のゆがんでいること(実は私もある件で取材をうけたことがありますが、なんと話したことと記事になったことはまるで異なり、記者は最初から自分の頭の中に出来上がった捏造記事を書いていただけに過ぎず、憤りをこえてあきれて物がいえなくなりました)に腹をたて、1世紀に及ぶ購読を打ち切ったのでした。

■朝刊太郎さんより

 私は以前朝日新聞販売店に勤めていた者です。私が知る限り、朝日新聞の販売部数が増加しているなどという事は信じられませんね。朝日新聞に限らず新聞を読む人が激減しているのが現状です。そうして昔から朝日新聞しか読まなかった読者が「最近の朝日の記事は偏向しすぎている」と他の新聞に購読を変える読者が増えていますね。

 私が勤めていた販売店でも毎月、そのような理由で朝日新聞の購読を止める読者が必ず一人はいましたね。一販売店でも毎月このような理由で購読を止める人がいるという事は大きいと思いますよ。

 私の経験でも、ある大きなお屋敷の奥様が「お友達に朝日新聞を読んでいると恥ずかしくていえない」「朝日新聞を読んでいると言ったら、お友達から軽蔑された」とのことでした。とうとう朝日新聞もこんな事を言われるくらいの新聞になったかと、正直ショックでした。

 しかし、こんな事もありました。今まで他の新聞を購読していた人が、子供が(公立)中学に入ったので朝日新聞を購読したいとの事、理由を聞くと「学校の授業で朝日新聞を使う」と先生から言われたそうです。

■ 編集長・伊勢雅臣より

 ついに「お友達に朝日新聞を読んでいると恥ずかしくていえない」という声が聞こえるようになりましたか!

以上
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